対象:矯正・審美歯科
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Re:歯列矯正を途中でやめるとどうなるか?
現在15歳であれば、歯列矯正を開始したのが7歳ごろということになりますね。
7歳ごろから始める歯列矯正はいわゆる予防矯正とよばれ、永久歯がそろった時点(だいたい12歳以降)で行う歯列矯正は本格矯正などと言われています。
いわゆる予防矯正は、上下の顎の成長の不調和がある症例(出っ歯や受け口)に対して
行われます。 なぜなら、これらの症例では顎の成長のコントロールを、顎の成長の大きな時期に合わせて行う必要があるからです。
この予防矯正は2年程で完了し、必要があれば本格矯正に以降するのが一般的です。
したがって、あなたの場合は何らかの問題が生じて予防矯正から本格矯正への移行が
スムースに行かなかったのではないかと思われます。
たとえば、受け口(反対咬合)が予防矯正で一時治ったのに、下顎の成長が予想を越えて
大きくなったために、また受け口状態にもどった為、間隔をあける事なくズルズルと
本格矯正に移行してしまう事は起こりえることと言えましょう。
ここら辺の事情を担当の先生に明確に説明してもらう必要があるでしょう。
そして、歯列矯正治療をどの様な形で完了するのか、またその結果に至るまでどれ程時間がかかるかを明確にしてもらうべきだと思います。
担当の先生も努力されていると思いますので、まずは説明の時間を十分とってもらって
よく話合って下さい。
その説明に納得出来ない場合は、他の矯正専門の先生の意見を聞く必要があると思います。
いずれにしても、中途半端な状態で歯列矯正が中断すると、噛み合わせが将来的にだんだん悪くなり、結局はまた矯正治療の一からやり直しになる可能性がありますから、他の
矯正専門の先生のアドバイスも必ず受けて、良い形で矯正を終了するようもう少し
頑張って下さい。 これから一生使う歯ですから、大事にして下さい。
青山審美会歯科矯正クリニック(渋谷駅歩6分) http://www.aoyama.or.jp/
回答専門家
- 小谷田 仁
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます
東京都渋谷区にある、矯正歯科・審美歯科・歯列矯正の専門医です。 特に舌側矯正(裏側矯正)に関しては、開業医としては日本で初めて全面的に臨床に取り入れ症例数4400件以上(1980年1月~2011年1月)を超えています。確かな技術と安心の提供に努めています。
晝間 康明
歯科医師
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歯列矯正の治療方針とセカンドオピニオン
コリーさん,初めまして
東京都立川市ひるま矯正歯科です.
固定式の矯正装置を装着している期間が8年にもなると想定して質問にお答えします.
固定式の矯正治療期間(動的治療期間)は1年から3年くらいが一般的です.順調に治療が行なわれ治療期間が8年かかると言うのはあまり聞きません.初診時に「治療期間は8年くらいかかるよ」と診断されているのでなければ,治療方針や治療中に何らかの予想外の変化が起き治療期間が長引いていると予想されます.
コリーさんが治療を行なわれている8〜15歳の間にかなり成長し身長が伸びた事と思います.顎顔面の変化も身長と共に変化しますので,顎顔面形態もこの期間に大きく変化した事と思われます.
矯正治療を多く経験している矯正専門医の立場からすると,コリーさんのケースでは成長による顎顔面形態の変化が主治医が治療開始時に予測したものと異なる(もしくは予測しなかった事)により,咬合状態が不安定となり治療期間が長引いていると予測されます.
まずは,主治医に治療期間が通常のケースに比べ長い事に対してどの様な経緯で治療期間が伸びたのかの説明を受け,今後の治療期間に対する予測を確認する事が必要と思われます.この際,通常の診療の後ですと主治医も時間を十分にとれず説明できない事も予想されますので,事前に医院側に説明を聞く時間が欲しいと伝えておく事をお勧めします.また,お話を聞く際はコリーさんだけでなく保護者の方も同席していただく方が良いでしょう.
もし説明を主治医から受けられない場合はセカンドオピニオンとして他の歯科医院でお話を伺う事をお勧めします.その際,矯正歯科専門医院でのセカンドオピニオンをお勧めします.矯正歯科専門医院では,少なからずコリーさんのような患者さんのセカンドオピニオンを受けている経験があり適切なアドバイスをいただけると予想します.
(現在のポイント:-pt)
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