対象:ホームページ・Web制作
回答数: 3件
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今年独立して、現在自社のHPを作成しています。
過去(会社員時代)10年以上にわたり、国内外の超有名ブランドの商品デザインをしてきました。
過去の実績として有名ブランドの名前をHPの【実績】ページに表記したいのですが問題はないでしょうか?
ブランドのロゴや商品画像などは一切使用しません。
あくまでも名前だけです。
ぶるーさんさん ( 東京都 / 男性 / 46歳 )
回答:1件
HPに有名ブランド名を記載する際は契約や表現に留意しましょう
ぶるーさん、こんにちは。
自社のHPにて、有名ブランドの商品デザインについての過去の実績を記載する際、ロゴや商品画像などは一切使用せずブランドの名前を表記することについて問題がないかというご相談ですね。
過去の実績として有名ブランドの名前のみを自社HPの実績ページに表記することは、一般的には問題ないと考えられますが、以下の通り、いくつか留意すべき点があります。これらの点に気を付けて、法的な問題や誤解を避け、公平かつ尊重される形で他社のブランド名を使用して、実績を紹介してください。
〇過去の契約を確認しましょう
過去の商品デザインの仕事において、ブランドの保有者と以前の会社との間にNDA(秘密保持契約)などの契約があった場合、また会社と会社員であるぶるーさんとの間に同様の契約があった場合は、それらの契約に従う必要があります。過去の契約を確認し、実績を表記することについて特に制限がかけられていないことを確認してください。
〇肯定的な許可を得ましょう
可能であれば、関わったブランドの保有者や以前勤めた会社から、商品デザインについての過去の実績を公開してもよいか確認することが良いでしょう。肯定的な許可が得られれば、信頼性を高めることができます。
〇ブランド名を正確に表現しましょう
ブランド名を不正確に表示することは避けなければいけません。商標法に基づいて、使用するブランドが登録されている情報を確認し、その登録情報に基づいて、ブランド名を正確に表現するようにしましょう。
〇「普通名称ではありません」ということを明示しましょう
他人の商標を引用する場合は、その権利者に配慮して「普通名称ではありません」ということを明示する必要があります。例えば、「~は~社の登録商標です。」や「~は~社の商標です。」という注釈を付けるなどの方法で、ブランド名が普通名称ではないことを明示しましょう。
〇虚偽の表示と誤解されることを回避しましょう
過去の商品デザインの仕事において、どこまでデザインに関与したかをきちんと整理し、実際には行っていない作業がある場合や、一部のデザインにしかに関与していない場合等では、表現に注意し、誇大広告や虚偽の表示と誤解されないようにしましょう。
〇表記する分野を選定しましょう
具体的なブランド名を載せる場合、自身のスキルや専門性に関連するものを選ぶようにしましょう。自身のスキルや専門性に関連するブランド名を選ぶことで、自分の強みや得意分野をアピールすることができます。また、関連性の低いブランド名を多く記載すると、自分の専門性が不明確になったり、クライアントのニーズに合わない可能性が高まったりすることがあります。過去の実績が将来のクライアントにとって信頼性のあるものとなるよう配慮しましょう。
なお、ブランド名の使用に関する法的な問題が不明瞭な場合は、東京都知的財産総合センター(https://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/consultant/)などの公的な相談窓口や、法律の専門家に相談し、法的なアドバイスを受けることを検討してください。
以上、ぶるーさんの今後の益々のご活躍をお祈り致します。
回答専門家
- 小松 和弘
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- ホットネット株式会社 代表取締役
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