対象:体の不調・各部の痛み
ふくらはぎ打撲と血腫の治療についてご質問です。
以下経過です。32才おとこです。
11/8 バスケ中に右ふくらはぎ内側の腓腹筋を人の膝で強打。アイシングして足を引きずり帰宅。アイシング湿布を続け、就寝。
11/9 ふくらはぎは2倍に腫れた。総合病院整形外科で診察。MRIとレントゲンを実施。骨に異常はなく腓腹筋下に内出血が確認。血液固りを溶かす注射をされる。松葉杖と湿布、痛止をもらう。膝関節の屈曲はできるが、伸ばすのはは不可。足首は屈伸ができない。(90度以上曲がらず、延びてしまっている状態)
11/14 痛み引かず町医者整形外科受診。紹介状がなく口頭で経緯説明。膝裏の筋肉と、足首筋肉の硬直を防ぐため、簡易プロテクターをもらい体重をかけ膝裏は伸ばし足首は90度以上曲げ松葉杖を使いながら歩くようにと指示。
11/15~11/18 ひどいぱんぱんな腫れは引いたが、腓腹筋に大きなコブと、膝裏・足首以下に、内出血の広がりが見える。鈍痛が続き、うっ血している感覚。膝をまっすぐ伸ばすのはできず、ひざを曲げて、爪先からつちふまずくらいまでをつけて歩くような練習はしている。
11/19 町医者にて膝付近に電気をかけてもらう。患部に電気処置はなし。
11/22 筋肉の硬直を防ぐため体重をかけて歩くように試みるが、腓腹筋下の血腫?が邪魔してか、膝が伸ばせず、足首も曲げることがまだできない。
以下ご教示いただきたいです。
●膝の伸ばし、足首の屈曲ができないのは腓腹筋下の血腫が原因なのか?それとも単純に、使ってない筋肉が固まってしまっているのか?
●体重をかけながらの歩行は続けるべきか?それとも血腫か消えてから行うべきなのか?
●血腫患部に鍼、電気治療は有効かどうか?または、他に有効なトリートメント方法があるか?
よろしくおねがいします。
srkfsさん ( 東京都 / 男性 / 32歳 )
回答:1件
松下 佳祐
理学療法士
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打撲後の治療について
整形外科で理学療法士をしている者です。
ご参考程度に読んで頂けたらと思います。
ふくらはぎに膝が入って受傷され、膝が伸ばせない痛みということで筋肉が大変傷んだと思われます。骨に異常がなくて良かったです。
腓腹筋は膝裏から始まり踵に付きますので、膝と足首の関節の動きに関わります。そのため筋の損傷により両方の関節の動きが制限されることがあります。
そこで
1、膝と足首の動きがまだ固いのは、傷めた筋肉や周りの組織がまだ完全に治っていないためと思われます。かなりの損傷だと3週間ほどではまだ痛みが残り、動かしにくい状態でもおかしくありません。逆に3週間くらいで足が動かせないほど筋肉が固まってしまうことはありません。
2、まだ歩く練習は積極的に行わず、まずは筋肉を優しく柔らかくほぐし、ゆっくりと自分で膝や足首を動かせるくらい痛みが引いてきたら、体重をかける練習を始め、歩く練習を始めても良いと思います。
血腫は医師に状態を確認してもらいながら、自然治癒力で徐々に回復するならば時間はかかっても回復するものと思われます。(パンパンの腫れが引いてきているようなので)
針や電気、温熱などの物理的刺激で痛みが和らぎ筋肉が柔らかくなるならば効果的ですが個人差があると思います。
バスケットに復帰できるよう頑張って下さい。
評価・お礼
srkfsさん
2015/11/26 11:14丁寧なご回答を有り難うございました。
参考とさせていただきます。
松下 佳祐
2015/11/26 21:40回復するまで不自由な生活で大変と思われますが、お大事になさってください。
(現在のポイント:-pt)
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