対象:消費者被害
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Re: 詐欺被害で同じ様な案件がなくどうすれば良いのか?
竹川様
はじめまして。消費生活アドバイザーの池見です。
お話の内容から、きっと以前、かなりひどい被害に遭われたのでしょう。そうでなければ、人間、お金払ってまで復習したいとはなかなか思うものではありません。そのご心境はお察しいたします。
現在の状況の中でどこに相談したらよいかというご質問と承りました。
一言で申し上げれば、相談先は弁護士になると思います。なぜなら、相手方の契約に関することやクレジットカードなどの不正利用分の回収・債務整理などの「民事事件」と、復讐など刑事事件の問題を両方担当できるのは弁護士しかいないからです。
任意整理は、ご自身だけでなさっているのでしょうか。
もし弁護士に依頼しているのであれば、まずはその弁護士にありのまま打ち明けてはいかがでしょうか。
仮に相手の業者から何らか回収ができた場合、それが任意整理の返済計画にも影響する可能性があります。また、既に任意整理の委任で信頼関係が築かれている弁護士の方が、新たに探すより良いのではないでしょうか。
もし、その弁護士の方が難しければ、地元の弁護士会の相談窓口に予約を取ってください。
確かに、自身に被害を与えた相手に対し、自ら復讐するのは、「自力救済」として法律で禁じられています。だからと言って、相手がクレジットカード等を不正に利用して良いというルールもありません。まずは分けて考えてみてはいかがでしょうか。しかも、まだ復讐が実行されていないのなら尚更です。
昨年、新型コロナの流行に伴い、持続化給付金の不正受給が多発しました。
受給申請したのは、学生や社会人など一般の人です。その申請行為自体、犯罪行為です。しかし、自ら警察に申告することで、状況によっては情状酌量されているケースもあります。
その辺の対応の仕方も、弁護士に相談する内容だと思います。
相手は、竹川様の弱みに付け込んでいる可能性があります。
再度そうした被害に遭わないためにも、今、毅然と勇気をもって、今できることをきちんと処理なさることを強くお勧めします。
無事解決されることをご祈念申し上げます。
補足
広島弁護士会
https://www.hiroben.or.jp/soudan/
*24時間WEB予約もあるようです。
回答専門家
- 池見 浩
- ( 東京都 / 消費生活アドバイザー )
- 消費者考動研究所 代表
消費生活の専門家が消費者教育・啓発や消費者志向経営をサポート
消費生活アドバイザーは、消費者・企業・行政の懸け橋として、法律、生活知識、消費者志向経営や環境問題まで幅広い専門知識を持つ消費生活の専門家です。企業・自治体等で培った豊富な実務経験とノウハウで、貴方の消費者力UPと企業活動をサポートします。
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ネットで色々と検索し同じような案件を探してますがにたような案件もなくどう対応したら良いかわからず、日々悩んでいて、以前も相談させてもらいました。自分でも馬鹿なことをし… [続きを読む]
竹川さん (広島県/47歳/男性)
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