「すべき思考」を捨てて今に感謝

初めまして。恋愛アドバイザーの星野美咲です。
この度は、ご相談いただき、ありがとうございます。

ご相談者様が感じているストレスが、少しでも和らぐようなヒントになれば・・と
事実関係を整理しながら、お話させていただきたいと思います。

〇　女友達に告白して振られてしまった
女友達（以後、Aさんとします）には、遠距離恋愛の彼氏さんがいるのですね。

ご相談者様は、Aさんに彼氏さんがいることを知っていて告白されたのか
告白してから、その事実を知ったのか、このメールだけですと判断しかねますが
たとえ遠距離であっても、Aさんに交際相手がいる以上、現時点で
ご相談者様の告白を受け入れられないのは、仕方がないことでしょう。

〇　今は、Aさんと友人として、一緒に遊んだり、ご飯に行ったりしている

Aさんと二人で行動を共にしているということでしょうか？
それとも、複数人で会っているということでしょうか？
人によって価値観が違いますが、恋人ではなく、友人関係でも、
二人で会うのはOKと考える人もいれば、
恋愛感情がないなら、二人きりで会い続けるのはおかしいと考える人もいます。
仮に、Aさんが前者で、ご相談者様が後者である場合は、
価値観のすれ違いから、ストレスが生じてしまうことがあると思います。

自分の想いを受け止めてくれなかった（不満）
彼氏がいるのに、自分とも仲良くしようとしている（怒り）
誰にでも良い顔をしているのではないか（疑い）
自分には人を見る目がないのだろうか（不安）
などという、マイナスな感情が先に立って、
負の連鎖が広がっているのではないでしょうか？

また、振られたのだから、諦めるべきという「すべき思考」が働いて
Aさんを嫌いになるために、ダメな部分を探しているのかもしれません。

どんな人でも完璧な人なんていませんから、粗探しをすれば、
大なり小なり、悪い部分も見つかると思います。

〇　一方で、『待ち続けていればチャンスが巡って来るかも』と淡い期待を捨てきれない

告白するくらい好きになった人を、余程のことがない限り、
簡単に嫌いになるものではないと思います。
Aさんは遠距離恋愛だし、近くにいる自分のほうが、Aさんを幸せにできるのではないか、
もしかしたら、Aさんが今の彼氏さんと別れてしまうこともあるのではないか。
そのときに、もう一度告白したら、上手くいくかもしれない。
そう思うお気持ちも、よくわかります。

〇　今を受け止め感謝しましょう

好きになった気持ちを、無理して否定したり、諦めようとしたりすると、
それは、Aさんをずっと意識していることになります。

ダメな部分に目を向けて、こんな人だったのか・・とガッカリするよりも、
良い部分に目を向けて、やっぱり好きになって良かった・・と思えたほうが
幸せな気持ちになると思います。

好きになる相手に巡り会えたこと
告白は受け入れてもらえなかったけれど、今でも友達として仲良くできること
それは、決して当たり前のことではなくて、
偶然が重なり、お互いの意思が存在しての「今」です。
自分一人では成しえなかった、Aさんがいてくれたからこそ、感じられた
トキメキ、嬉しさ、楽しさ、切なさ、辛さ、悲しみ・・・
すべての感情を受け止めて、感謝してみましょう。

〇　未来は誰にも予測不能です

これから先、Aさんの恋愛がどうなるか、
ご相談者様のお気持ちが、より膨らんでいくのか、日々薄れていくのか、
もしかしたら、他の誰かを好きになる可能性も含めて、
先のことは、誰にもわかりません。

〇　大切なのは「今」

ご相談者様が、Aさんを好きで、会いたいのか
Aさんのことは諦めて、もう次の恋に進みたいのか
余計なタラレバを取り払って、シンプルに考えたときに
ご自身の本音が見えてくると思います。

急ぐことはありません。
「～したいから～する」
心のままに、正直に生きるのが、ストレスを感じない一番の近道です。

なにかございましたら、いつでもお気軽にご相談くださいませ。

星野美咲