- 大長 伸吉
- ランガルハウス株式会社 代表取締役 アパート経営アドバイザー
- 東京都
- 不動産投資アドバイザー
購入をしなかった中古アパート
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このアパートは都心の某人気駅の近くにありました。
中古アパートを探していたときオーナーチェンジで購入を決めた物件でしたが、売買契約前に売主さんから、入居中のお孫さんにはこれからも貸し続けたい。住まいを準備してあげたいとのこと。
ここまでは私も賛同できました。
しかし、その家賃は、現状のまま=相場の半額にして今後も家賃を上げないでほしいとのこと。
このアパート1棟6室サイズですが、1棟5室でそのうち2室分に当たる広い部屋にこのお孫さんが住んでいます。
それでは、大幅に収益性が落ちてしまいますし、前オーナーの支配が継続して残ります。
そして交渉は決裂でした。
このようなケースの中古アパート売買は稀ですが、仲介業者さんには売主の意向はしっかりと事前に確認しておいてもらい、事前に伝えておいてもらいたいものです。
2011-08-17 19:00
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