女性管理職が増えないわけ - 地域ブランド・特産品 - 専門家プロファイル

村本 睦戸
ホロデックス 
石川県
ITコンサルタント

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女性管理職が増えないわけ

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実例・小話



それは、お給料に現れています。

未だに、世間のイメージが
勉強のできる女性は、それしかない人
主任以上の女性は、もてないから仕事してる人
助産師は、産婆さん
保育士は、バイト感覚の若い女性
事務職は、腰掛け
30歳代以上の
一旦離職した女性は、パートさん

などなど、言わないけれど
偏見に満ちています。


人事査定では未だに
教育トレーニング過程を取れず
急場しのぎで
扶養されている
社会経験の低い人扱いの
価値基準
です。

保育園が増えないのも
少子化のせいじゃないですよ。
預ける人のお給料が
低いから。

要はそこが儲からないからです。

だから、
国家試験を通った専門家で
あっても、
ボランタリー精神溢れる職種に
なってしまって、
10万円代の手取りから
ステージアップしない
のです。

もし、管理職になろうとしたら
スキルや実績ばかりでなく
家庭や地域行事のきりもり
まで、
男性のやっかみや
女性の足引っ張り
家族の非難
の罠を乗り越えて、

ツッコミが入らない
レベルまでクリアし
さらに、
優しい微笑みが
できないと
管理職のステージに
いけません。


その時代を後に続く
女性が見ているので
そんなに苦労して
管理職になったところで
見合った査定を
もらいにくいことに
気づいています。


たとえ理解のある
企業と男性リーダーに
囲まれていても
お仲間女性の査定は
厳しいです。
しかもなぜか女性の査定に
男性は突っ込まない
のです。

「女性のグループは
わからないからなあ」と
急に、男性の論理が
引っ込みます。

さらに、男性は
「女性の推薦は
あてにならない」という
不文律があるのか
評価については
全くの白紙と言っていいでしょう。

「いじめの構造」に
近いですね。

特にスタッフに女性が
多い職場はこのように
査定基準が変更しにくい
のです。


女性管理職を増やすには、
カリスマブランド力を
作り上げた
人事部長を女性にすることから
スタート
かもしれません。