英検1級道場-4級からやり直す、準1級挑戦者 - 英検対策 - 専門家プロファイル

山中 昇
英検1級道場 
千葉県
英語講師

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対象:英語

山中 昇
山中 昇
(英語講師)
白尾 由喜子
(英語発音スペシャリスト/英語プレゼン講師)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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英検1級道場-4級からやり直す、準1級挑戦者

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リスニング 英検対策

英検準1級合格を目指して、3級から挑戦を続けている受講生が居る

1000キロ先から、仕事の帰宅後にきっちり練習を続けてこられたが、努力のせいあって、下記のように得点アップしてきた合格点は68だから、あと1歩で合格できるところまで来た

2012-2 55

2013-3 62

2014-1 65

2013-3、2014-1共に、敗因は、リスニングのパート②だ

パート①は8/12点とれているのだが、まとまったストーリーを朗読する形のパート②は4/12点しかとれない状態が続いている

これまでも、パート②のディクテーションで正確に聞くための訓練をしてきたが、今回、観点を変え、4級から放送を聞かせ、センテンスごとに通訳させる形で理解度をチェックした

驚くべき結果だった

4級:1-2割、聞こえない箇所がある

3級:2-3割、聞こえない箇所がある

準2級:3-4割、聞こえない箇所がある

2級:4-5割、聞こえない箇所がある

準1級:5-6割、聞こえない箇所がある

英検の問題が実によくできていることの驚きと同時に、この状態を改めない限り、何度受けても同じことをくりかえすことになることを共有した

つまり、この受講者は、準1級レベルの問題だから聞こえないのではなく、それよりはるか以前の級の放送でも課題が大きいのだ

厳しい言い方だが、3級、準2級、2級まで合格はしてきたが、実力が不足したまま来ているのだ

受講者に、4級、3級、準2級、2級の3回分の放送を聞き、センテンスごとに通訳したり、英語で再現することをアドバイスした

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