寺崎 芳紀
テラザキ ヨシノリ各社が希望退職募集を敢行
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こんにちは!株式会社アースソリューションの寺崎でございます。
コロナ禍において業績を下げている企業が多い中、ここのところ「希望退職者募集」をするという企業のニュースを多く耳にするようになりました。
具体的な企業名を挙げるのは控えますが、最近非常にこういう話が聞かれるようになりました。
通常、希望退職の対象になる年齢層は、概ね40代以上。
この年齢になると、再就職・転職が難しくなる。
退職金は積み増されるでしょうが、家族がいて住宅ローンを長期で組んでいる方にとっては、地獄の苦しみになる可能性があります。
「自分がやりたい仕事」に固執していては、本当に仕事に就くことが難しくなります。
「自分がやりたい仕事」よりも「できる仕事」「相手が求めている仕事」に着目していかないと、厳しいです。
厳しく、恐ろしい世の中になります。
何とかして、収入が得られるチャネルを構築していかないと、生き残っていけない時代が到来しそうです。それも複数のチャネルで。
あとは、プライドを捨てられるかどうか。
健康を害してしまったら元も子もありませんが、切羽詰まったときにつまらないプライドにこだわるのは危険です。
リストラされた方の多くがハローワークに行くと、大抵「介護の仕事」を勧められるようです。
しかし、多くの方はプライドが許せないらしく、聞く耳を持ちません。
人の考えはそれぞれですので、否定はできません。
しかし、本当に切羽詰まったときに、「かっこ悪いから」等といった理由で選り好みをするのは、本当に危険です。
私が起業したてのころ、本当に仕事がなくて頭を抱えたことがあります。
ただ、生活はしていかなくてはならないので、バイトをして収入を得ていました。
とはいえ、起業をしたわけですから、日中は基本的にバイトはせずに本業の仕事に充てていました。
日中も仕事をしていたら、ただのフリーターです。フリーターを否定することはできませんが、これでは起業したことにはならないから、しませんでした。
バイトはもっぱら、夜(19時位)から明け方にかけて行いました。無休でしたので地獄のようでしたが、くだらないプライドを持っている場合ではありませんでした。
自分がやってきたことを美化するつもりはありませんが、いざとなったらしょーもないプライドなど捨てるべきです。
もちろん、健康を害してまでやる必要はありません。やりたい仕事を目指してもよいのですが、生活が逼迫しそうになったときに、変なプライドは邪魔にしかなりません。
私は、いざとなったら何でもする覚悟を持っています。
もちろん、そうならないように最大限努力することはいうまでもありません。
私は、副業推進派です。
今も多くの企業が「副業禁止」を掲げていますが、もうそんなことを言っている時代ではありません。
会社は最終的なところまで、従業員を守ってはくれません。
自分を守れるのは、自分自身。もしくは家族位でしょう。
だから、複数から収入を得られる仕組みを作っていかないとダメだと思います。