寺崎 芳紀(経営コンサルタント)- コラム「介護保険最新情報vol.885」 - 専門家プロファイル

寺崎 芳紀
介護事業所の開設から運営まで、オールワンでお手伝いいたします

寺崎 芳紀

テラザキ ヨシノリ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
株式会社アースソリューション 代表取締役
Q&A回答への評価:
4.3/6件
サービス:2件
Q&A:12件
コラム:371件
写真:3件
お気軽にお問い合わせください
03-5858-9916
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

介護保険最新情報vol.885

- good

2020-10-31 08:00

こんにちは!株式会社アースソリューションの寺崎でございます。


少し前のことになりますが、厚生労働省が定期的に発出している「介護保険最新情報」において、「介護保険法施行規則の一部を改正する省令」が出されました。


内容を要約しますと、


・総合事業(現在は訪問型と通所型)サービスにおいて、要介護になっても引き続き利用できることとする。

・建前上の趣旨は、ご利用者の「サービスの継続性」を認めること。これにより、要介護になった場合でもご利用者様本人が希望すれば、引き続き総合事業が利用できることになる。

・上記省令の公布は10月22日、施行は来年4月1日付け。


ということです。


これは、今後の総合事業の在り方におおいて、重要な出来事となります。

建前上は、ご利用者様にサービスの継続性を保証しようという話ではあるのですが、本音は全く違うからです。


本音とは、軽度者(要介護1~2)についても、訪問介護と通所介護総合事業化する、ということなのです。


今回の省令改正で、厚生労働省が総合事業の対象の大幅拡大に向け、布石を打った形になったのは間違いありません。


公的サービス事業の限界です。


ここ最近、このコラムでも何度も書かせていただいておりますが、各事業所も今後の介護ビジネスの再構築を迫られていると、私は切実に思います。




プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真