寺崎 芳紀
テラザキ ヨシノリ介護慰労金再支給~野党が要望
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こんにちは!株式会社アースソリューションの寺崎でございます。
先日の衆院予算委員会で、野党議員が加藤厚生労働大臣に対して、介護慰労金の再支給を要望する声が上がったとのこと。
これに対して、加藤厚生労働大臣は「今回は未曾有の出来事に対して感染拡大防止に多大なる尽力をしてくれた医療・介護事業の関係者に、慰労を目的としたお金を支給することとしたが、現在は状況も変わり、ある程度の対応策が固まりつつあるため、2回目の支給は考えていない」と答弁したそうです。
一見すると、野党は介護関係者に対して障りのよいことを言っているようですが、ちょっとこれには賛同できないな、という感じです。
もちろん、まだワクチンが整備されておらず、毎日のように感染者が数百人と出ているため、全く安心はできませんが、さすがに4月5月の時とは状況は変わっています。
心なしか、コロナに関するマスコミの過剰ママでの扇動報道も少なくなっているようにも思います。
しかし、それでよい。あまりに過剰すぎたから。
いずれにせよ、コロナ対策はまだまだ必要(1~2年単位で)だとは思いますが、経済への打撃の方が心配になってきています。
ですので野党も、単なるバラマキを考えるだけでなく、介護業界の処遇面の現状について国会で取り上げ、その上でどうしたら待遇そのものがよくなるのかについて案を出していただきたい。
2度目の慰労金も、いただければ確かにありがたいが、付け焼刃にすぎない。
私にはこの提案、思考を止めてしまっているようにしか聞こえてきません。
少々がっかりしてしまいます。