寺崎 芳紀
テラザキ ヨシノリコロナで「介護時間増2割」7/14日本経済新聞より
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こんにちは!株式会社アースソリューションの寺崎でございます。
7/14(火)の日本経済新聞社会面に「コロナで介護時間増2割」という記事を拝見いたしました。
神奈川県のNPO法人の調査で明らかになったとのこと。
コロナの影響により、感染を恐れて介護サービスの利用を控える方が相当いることは事実で、間違いありません。
しかし、理由はそれだけではないようです。
「在宅勤務で家にいるのだから、家族が介護すべき」という考えの方が多いことに、私は驚きました。
仕事で不在にしているからできないが、やはり家族の介護は家族で担うべきという考え方が、日本人にはまだまだあるのだということがわかります。
それは非常に大切なことです。親の介護に他の家族がしっかり向き合い、介護をするというのは大事です。
しかし、調査すたNPOの代表理事もおっしゃっていたように、家族介護は無理が生じると行き詰まり、最悪痛ましい事件に発展することもあります。
私は、家族が在宅勤務で家にいる時間が増えたとしても、必要な時に介護サービスの利用をためらうべきではないと考えます。NPOの代表理事さんも同様の見解を述べていらっしゃいました。
コロナ禍は、我々の生活を激変させました。
様々な影響を受けて皆さん苦しいでしょうし、私も影響を受けました。
その変化は、完全にコロナが発端であります。コロナがいろいろなことをめちゃくちゃにしたのは事実です。
コロナのせいにしたくなりますよね。それは紛れもない事実ですから。
しかし、冷静に客観的に考えたときに、コロナに関係なくサービス自体を見つめ直すことは必要です。
今回のこの記事が、それを教えてくれました。もちろん全てではありませんが、日本人の文化というか
民族性といいますか、そういうものも作用しているのだということを・・・
事業所におかれましては、忙しい中でも家族の声に耳を傾けることは必要でしょう。