寺崎 芳紀
テラザキ ヨシノリ中小企業経営・中小企業政策
-
こんにちは!株式会社アースソリューションの寺崎でございます。
先日のコラムにも書かせていただきましたが、私は中小企業診断士という国家資格の取得に向け、勉強中の身です。「国が認めた経営コンサルタントの国家資格」ということで、受験者は毎年1万人程度で多くはありませんが、経営・財務・IT・法律等が体系的に学べ、将来にも役に立つということで根強い人気があります。
1次試験7科目ある中で、「中小企業経営・中小企業政策」という科目があります。
「中小企業経営」は、試験前年に発行される「中小企業白書」から、中小企業を取り巻く様々な傾向や現状について、データを取り上げて問う科目です。
「中小企業政策」は、中小企業を対象とした様々な政策(例えばマル経融資、新創業融資や各種補助金等々)について、その知識を問う科目です。
今般の新型コロナウイルス感染拡大により、中小企業を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。私自身も影響は受けているのは事実です。影響を受けていない方、まずいないのではないでしょうか。
国は、本年度の補正予算をつけて、様々な経済対策を打ち出していますが、もともと国や都道府県が定めた中小企業対象の政策というのは、たくさんあります。
しかし、情報がたくさんあり過ぎて私達はよくわからないし、使いこなせていません。
補助金や助成金に至っては、年度ごとの予算事業ですから、無くなり次第終了となりますし、翌年度にも予算がつくとも限りません。
知らないと損、という部分がたくさんあるのですね。
今回の新型コロナの影響で、使える補助金等があるのかどうか、真剣に調べている自分がおります。
上記科目の勉強においても、それを意識して取り組んでおりますので、単に学問として勉強するよりも頭に定着しやすいです。
現在私は、仕事をしながら毎日欠かさず勉強をしておりますが、このようなときに中小企業診断士という資格は役に立つのだと心底感じ、何としてでも合格したいと更に強く思うようになりました。
私が携わる介護の世界では、一部の大手企業を除き、大多数が中小企業で運営されております。
介護医療・福祉は公的保険事業なので、ニーズも高いですし比較的手堅いビジネスではありますが、人材不足や経営資源の脆弱さもあり、皆さん大変な思いをして経営をされています。
私は現場を経験した者として、頑張っていらっしゃる介護事業所(事業者)をご支援する仕事をさせていただいておりますが、資格取得を機に更に大きな武器を持ち、きめ細かく幅広いご支援ができるよう、頑張っていきたいと考えております。
試験まであと2ヶ月。努力あるのみですね。
何年かかっても合格したいです!!