吉本 彰夫
ヨシモト アキオグループ
インプラント - 3Dプリンター のコラム一覧
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3Dプリンターとインプラント(その8)
せっかくの道具なのですから適切な部位に適切な使用方法でお使いいただきたいです。 一般的な3Dプリンターで作製した場合はプラスチック製です。 このコンピュータ骨造形モデルを石膏で作製したこと、実際の手術のようにインプラント手術前にモケイを活用して模擬手術を行えるようにしたこと、精度の高い仮歯を作製して口腔内に装着できるようにしたこと等が新規性として考えられたものと思います。 インプラン...(続きを読む)
3Dプリンターとインプラント(その7)
しかし、実際にインプラント治療を受けられる患者さんの状況は毎回全く状況が違います。 使用する器具も違います。 毎回、見知らぬ土地を旅するようなものです。 我々歯科医師は神様ではありません。 できることは限られています。 限られた時間で見知らぬ土地で道に迷わないように計画が必要なのです。 詳細な地図が必要なのです。 想定外を可能なかぎり減らす必要があるのです。 術前...(続きを読む)
3Dプリンターとインプラント(その6)
地盤がない場合どうするのでしょう? 埋め立てが必要ですよね。 まず埋立地を作り、そしてそこに大きい柱を立てる。 瀬戸大橋は大手ゼネコンによって造られております。 瀬戸大橋を木造で少人数で作るなんて、 考えられませんよね。 しっかりと埋め立てをし、土台を整えた後、頑丈な鉄骨や コンクリートで作り上げていくのです。 決して、ゆるゆるの土台に木の柱を・・・・とは、 ...(続きを読む)
3Dプリンターとインプラント(その5)
少しのお金で避けられるリスクは避けるべきだと考えます。 これは実際にこれから治療をお受けになられる患者さんの外科手術用のガイド(型紙のようなものさし)です。 CTデータを用いて3D立体構築画像変換検査を行ったコンピュータ画像から3Dプリンターを用いて作製しました。 3Dプリンターで作製された顎模型の上にサージカルガイド(手術時に使うその患者さんの型紙)を 乗せて組み合させたものです...(続きを読む)
3Dプリンターとインプラント(その4)
さあ、前回は3Dプリンターを使ったインプラント最新治療の前半をお話しました。 今回は実際に、この3DプリンターとCTデータを 組み合わせることによって、どんな手術を行っているのかをお話しますね。 これは実際にこれから治療をお受けになられる 患者さんの顎の骨の模型です。 CTデータから3Dプリンターを用いて作製しました。 これは実際にこれから治療をお受けになられる 患者...(続きを読む)
3Dプリンターとインプラント(その3)
このような3DプリンターとCTデータを組み合わせることによって、 顎の模型を作製することが可能となったのです。 さらにこの顎模型の上にサージカルガイドを 乗せて組み合させたのです。 まさに手術中のインプラント埋入窩を形成する 直前の術中状態を手術前に再現できたのです。 いかがでしょうか? 上顎洞底挙上術 オールオンフォーによる即時負荷。 これをアメリカ、サウスカロラ...(続きを読む)
3Dプリンターとインプラント(その2)
まず患者さんにはCTを撮影していただきます。 私の医院においては、 わずか1本のインプラントを埋入する場合 においても、10本のインプラントを埋入する場合においても、 すべての患者様に血液検査や心電図検査、 そしてこのCT検査を受診していただくこととなっております。 そしてCT検査の結果、このCTデータから 3D立体構築画像変換検査を行います。 これによりレントゲン写真のよ...(続きを読む)
3Dプリンターとインプラント(その1)
3Dプリンターの登場でインプラントはどう変わる? 皆さんは3D(スリーディー)プリンターという言葉を 聞かれたことがありますか? 昨年2013年は3Dプリンター元年と言われました。 3Dプリンターが大きな関心となったのは、 2013年2月アメリカのオバマ大統領による一般教書演説です。 「3Dプリンターは製造業に大きな変革をもたらす」 この演説が世界中のニュースになりました。 ...(続きを読む)
タバコを吸っているとインプラントをしてはいけません(その5)
******** 禁煙のメリット ******* 20分 手の体温が正常にまで上昇する 8時間 血液中の酸素が正常値に戻る 24時間 心臓発作のリスクが減り始める 48~72時間 ニコチンが体から完全に抜ける 72時間 気管支の収縮がとれ...(続きを読む)
タバコを吸っているとインプラントをしてはいけません(その4)
最近では禁煙外来も増えてきました。 健康保険が適応できるようになりました。 つまり禁煙できない方は完全に病気であり中毒とういう病気であるということを国が認めた、ということです。 国が国家予算をつぎ込んででも減らしたい麻薬中毒と同じ中毒症であるということです。 歯科においても禁煙外来に紹介状を書くことも健康保険の適応になりました。 「禁煙をお勧めしますね」という可愛...(続きを読む)
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