千田 純子(獣医)- Q&A回答「RE:ラブラドール 7ヶ月」 - 専門家プロファイル

千田 純子
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。

千田 純子

センダ ジュンコ
( 千葉県 / 獣医 )
ペット行動コンサルタントSENDA 
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ラブラドール 7カ月

2020/09/08 22:34

室内飼いで、サークルにあるクッションや床に敷くシートもバリバリに食い破ってしまいます。更に、散歩に行くと
落ちている石や葉っぱを常に食べようとします。
原因や対策など教えて頂きたいです。
因みに、お座り 待て お手やおかわり ふせなどは出来ます。
ご飯は朝と晩 230㌘とおやつを何度かあげてます。

よらさん ( 女性 / 35歳 )

RE:ラブラドール 7ヶ月

2020/09/09 11:37
( 5 .0)

千葉市で動物行動専門の獣医師をしています、ペット行動コンサルタントSENDAの千田純子です。我が家もラブラドール は2頭目です。7ヶ月のラブラドール は、活動量が多くて大変ですよね。

サークルは倒されたり、破壊されることが多いので、我が家ではクレートを使っています。我が家のラブラドールも最初はクレートの中に敷いておいた犬用のベッドを破壊し、中綿を食べたので、何も入れないようにしました。3歳ぐらいになってからやっとベッドを入れられるようになりました。

原因は運動不足、コミュニケーション不足、刺激の不足などによる退屈など考えられます。対策は、疲れるまで運動させてあげるのが最も良い解決法なのですが、そうなると一日中遊んであげなければならなくなるので、破壊するようなものは近くに置かないで、ご飯はコングの中から食べさせ、できる限り運動させるようにすることです。我が家の場合は、仕事で運動量が少なくなる時はペットシッターを利用して、散歩に行ってもらったりしていた時もありました。

ちなみに、問題行動と「おすわり」「ふせ」のような服従訓練とは直接的には関係ないので、どんなに服従訓練ができれも、問題行動に対しての対処をしない限りは問題行動は改善しません。服従訓練だけでは問題行動が悪化していくこともありますので、適切な問題行動専門の家庭犬のしつけインストラクターに指導を依頼することをお勧めします。

散歩の時にいろいろなものに興味を持つのは、子犬の時の特性です。リードを短く持って食べないように散歩をしていれば、諦めるようになります。力が強くてコントロールできないようなら、ジェントルリーダー、バスケットマズルなどの道具を使用することを専門家から指導を受けて下さい。

評価・お礼

よら さん

2020/09/09 20:10

千田先生回答ありがとうございます。
やはり、興味がありすぎての行動もあるんですね!
散歩はワンコのリードを短めに持ってを心がけしたいと思います。
確かに、遊び足りない状態なのかもしれないです。
まだまだ、子供なので成長もたのしみですが、ワンコが喜んでもらえるような部屋作りをしていきたいと思います。
また、近くにドッグスクールがないかさがしてみます。
お忙しい中ご返答ありがとうございました。

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