ペット行動コンサルタントSENDAの千田です。

グレートデンは大人しく、おっとりとしているイメージが私もありますが、飼っている方に聞くと怖がりで、しっかりとしつけをしておかないと、力が強いのでとても制御できなくなるというお話を聞いたことがあります。

まだ３ヶ月の子犬ですから、飛びついたり、甘噛みをしたりするのは仕方がないことだと思いますが、超大型犬なので、みるみるうちに大きくなり、制御できなくなっているのでしょうね。

小型犬の子犬でも最初のしつけは、クレートで大人しくしていることや、サークルの中で大人しくしていることから始まります。まずは、そういうところからしつけを始めてはどうでしょうか？お客様が来た時、特にお子様がいらっしゃった時はクレートやサークルの中に入れておくのは、必要になります。どんなにしつけても、制御できる大人のいないところで、犬と子供だけにしておくのは危険です。

興奮したりした時もクレートやサークルに入って大人しくしておくことを教えておけば、興奮がおさまる時間も早くなります。

超大型犬といっても散歩は家の周りから始めて、家の周りを落ち着いて散歩できるようになるまでは遠出をしないほうが良いでしょう。

超大型犬はすぐに大きくなって制御できなくなってしまうことがあるので、早い目にプロの指導を受けた方が良いでしょう。譲り受けたブリーダーさんやグレートデンの経験のある訓練士やインストラクターさんの最初の教えてもらっておくとすぐに良くなります。しかし、生後５ヶ月を過ぎて相談に来られても、もうすでに悪い習慣が定着してしまっていて、なかなか治せない場合が多くあります。インターネットで相談をするよりも直接指導をしてもらえる方を近くで相談した方が良いと思います。