上津原 章
ウエツハラ アキラ生命保険会社の運用先についての対策
マネー 生命保険・医療保険 2010/02/09 10:43このような質問に至った理由は、私は20歳代半ばですが、
友人や職場の同僚が結婚していく中で、保険に入る人が増えて
おり、今後のライフイベントの事を考えると、そろそろ保険に
入っておいた方が良いのかなと感じて、色々調べましたが、
不明点があったからです。
さて、生命保険(終身保険)についてタイトルの通り、顧客から
預かった保険料で国債や株式等に投資していることを、この
オールアバウトや、他のホームページを見て知りましたが、
投資先の大多数は、国債です。
例えば日本の場合、国や地方の借金が膨大になっていますし、
国会中継や新聞を見ている限りでは、今後も借金が増えて
いくように感じます。
予定ですが、近々とある国内生保の積立利率変動型終身保険
(2%最低保障あり)に入ろうかと思案中です。もし国債が
債務不履行(デフォルト)や国家破綻した場合、契約等はどうなる
のでしょうか。
少々大袈裟かも知れない…というのは重々承知しておりますが、
対策について、調べても分かりませんでしたので、専門家の
皆さんのご見識をお伺い致したく、質問させて頂いた次第です。
お忙しいところ大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い致します。
ももんがっちさん
保険に何を求めるか、気になります。
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ももんがっちさんへ
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
保険は、何かあったときのリスクを引き受けてくれるものではないでしょうか。だから、保険で運用するということは、保険会社がももんがっちさんの運用するリスクを引き受けているということになります。
今日まで長く続いている保険会社は、今までいろいろとあった運用リスクを引き受けて、時に損失を出しながらも今日まで残っているように思います。第一次オイルショックの時のように、10年国債の金利が急激に上昇(債券価値が下落)という時期もありました。
運用リスクを引き受けようとしても、体力がない会社は破たんしてしまいます。債券にもリスクはあるので、そのこともふまえて株式や不動産に投資をしているようです。
国家破たんする時は、お金の価値も大きく変わってくるでしょう。ただ、どのように価値が変わるかは分からない部分もあります。
どうしてもその点が気になる場合、保険に貯蓄性を求めない、ももんがっちさんご自身で資産運用するのも一つの考え方と思われます。
評価・お礼
ももんがっち さん
保険に入る理由、私に何かあった場合に、お世話に
なった両親や身内へのお礼と、老後の多少の貯蓄
(運用・節税)の為です。
上津原さんの様な、ご見識をお持ちになる皆様から
沢山の貴重なアドバイスを頂き、保険に限りませんが
預貯金・投資信託・確定拠出型年金(定期預金)等で、
運用することで、リスクヘッジを兼ねて分散運用(?)
すべきだと知りました。
アドバイス、ありがとうございました。