上津原 章
ウエツハラ アキラかんぽ生命『新フリープラン』はお奨めですか?
マネー 保険設計・保険見直し 2009/11/26 17:40子どもの学資保険の終了後、郵便局の担当者から、毎月ほぼ同じ支払金額の『新フリープラン』(普通養老保険)を薦められて、加入しようか迷っています。
契約者は母親の自分、被保険者は18歳の息子、基本保険金額300万円、満期保険金300万円+契約者配当金(今はほとんどナシだそうです)、災害特約150円、無配当疾病傷害入院特約810円、1ヵ月17,760円。
33歳満期で月払払込保険料総額3,196,800円です。
私自身の養老保険はかなり以前に加入しています。『新フリープラン』は途中で契約者、受取人を子どもに変更することも可能と言われました。子どもが成人したら、契約者、受取人を子どもに変更して自分が払い続けてもいいかなと思っています。
子ども名義のものを何かひとつ残したいと思っています。
迷っているのは、元本割れをするのに加入する意味があるかどうかです。
それとも自分自身のがん保険に加入した方が賢明でしょうか。
最近の養老保険というのは、元本割れが普通なのでしょうか。
アドバイスをお願いいたします。
イーコさん ( 東京都 / 女性 / 44歳 )
保険に何を求めるか、気になります。
イーコさんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
今の時期、養老保険で貯蓄を求ようとすると、なかなか思うようなものが見つからないようです。払い込んだ保険料より戻ってくる金額が多ければよいというのであれば、他にも方法があるように思います。
ご相談の保険は、誰のための保険かというのがなんとも悩ましいところです。
子どもさんのためなのでしょうか。それとも、イーコさんのためなのでしょうか。入院保障を大事にしたいのでしょうか、それとも貯蓄性を大事にしたいのでしょうか。
どちらに転んでもよいような設計になっているのかもしれませんが、そこのところがあいまいになっていると、子どもさんが大きくなって子どもさんご自身が入る保険と保障が重なってしまうといったことになるかもしれません。
保険は、損得勘定だけでなく、保険に何を求めるかも考えておくとお気持ちに合いやすいようです。
気になることがございましたらお聞かせください。