上津原 章
ウエツハラ アキラ貯金について
マネー 家計・ライフプラン 2009/09/13 14:19夫33歳、妻32歳です。
夫の収入は手取り370万(ボーナス込み)程です。
現在親にマンションを3万円で借りて住んでいますが、5年後には出て行かなければなりません。
次に引越す時はいい物件が見つかれば住宅を購入したいと思っています。
今は月10万円を普通預金に貯めているのですが、
今後、財形住宅3万、投資信託2万、個人年金1万、普通預金(特別支出用)に2万を毎月貯金するつもりです。
しかし、5年後にいい物件が無ければまた賃貸になるでしょうし(その時は家賃が4万円ほど上がると思います。)、子供ができれば生命保険などの増額や支出も増えるので財形住宅や個人年金など解約しにくいものに重点を置くのはどうかなと悩んでいます。
財形住宅を選んだのは目的がはっきりしているほうが貯めやすく、借入額や借り入れ時の利子が有利なのかなと思ったからです。
個人年金は節税のためです。
貯金の配分などについて教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
wannyanさん ( 岡山県 / 女性 / 31歳 )
何年後に、どんなマイホームがほしいか。
wannyanさんへ
こんにちは。中国地方のファイナンシャルプランナー、上津原と申します。
マイホームの夢、実現させたいですね。
貯蓄は、心から願っていることがあると、そのとおりにお金が貯まっていくもののようです。マイホームの夢をかなえたいということであれば、マイホームの夢に向けてお金を貯めるのが一番よいように思われます。
財形住宅貯蓄は、金利が変動すること、マイホーム購入のための引き出しであれば税金がかからないことがメリットになります。今の金利がどのくらいかを確認されることをお勧めします。
利回りの高いネット定期を使われるのもひとつの方法です。
個人年金についてですが、節税目的というお気持ちも分かります。ただ、マイホームをご購入され、住宅ローン控除によって所得税や住民税がゼロになった場合、個人年金保険料控除が無意味になります。
投資信託は、大きくふえる可能性もありますが、解約する時期によっては元本が大きく減ります。マイホームのご購入時期を解約時期と考えられている場合、その点ご留意ください。
何年後に、いくらのマイホームを、どこに買って、どのような暮らしをしたいのか。そこまで決めていくと、必要な頭金や、借りる住宅ローンの額もめどがついてきます。そのようにされると、毎月の貯蓄のうち、マイホーム購入に振り向ける金額も決まってくるのではないでしょうか。
今は貯蓄をするチャンスだと思われます。誠実な努力を続けてください。