上津原 章
ウエツハラ アキラ自営業の保険について
マネー 保険設計・保険見直し 2009/08/30 09:42開業医をしております(36歳独身、男性です)。
もともと貯蓄志向で、生命保険は子供が出来てからと考えていましたので、
生命保険・医療保険は加入しておりませんでした。
過剰なストレスから心療内科で抗うつ薬を処方され、今年一月に治療終了。
以後通院服薬はありません。
今となっては、一般的な生命保険に入ることはできないことは承知しています。
現在の生活状況は以下の通りです。法人化の予定はありません。
・収 入:月100万(経費・年金・保険・税金を除いた平均手取り額)
・生活費:月25万(賃貸マンション家賃8万込)
・借 金:0(居抜きで無借金開業、ローンなし)
・貯 蓄:3000万
・その他:国民年金、国民健康保険、自動車保険、医師賠償責任保険
小規模企業共済(満額掛金)、確定拠出年金(満額掛金)
結婚を前提に交際している相手がいます。
先日わき見運転の暴走車にはねられかけ、不幸はいつどこからやってくるかわからないことを改めて思い知り、万が一のことを考えるようになりました。
一番困るのは、後遺障害が残って仕事が出来なくなることだと思っています。
理想は所得補償保険ですが、今は無理でも将来このまま健康が維持できれば、
加入できるようになるのでしょうか?
傷害保険とがん保険と限定告知型医療保険を検討中です。
今のまま健康維持を励むのはもちろんですが、
結婚・出産があることを考えると、どういう保険を念頭に加入を考えるべきなのか、
それとも保険より貯蓄に励むべきか、悩んでいます。
今の自分にとってどういう保険が必要か、アドバイスをお願いします。
michi36さん ( 鳥取県 / 男性 / 36歳 )
保険のことを考えられる前に
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michi36さんへ
こんにちは。中国地方のファイナンシャルプランナー、上津原と申します。
お仕事、いろいろとご心労が多いことお察しします。でも、今のような収入が得られているのはmichi36さんが支持されていることの証でもありますので、そこのところは自信を持ってください。
生命保険、所得保障保険は何かあったときの備えとして大事なのはそのとおりです。でも、その備えはご自身の普段の健康管理、公的健康保険があってのものです。
公的健康保険として、医師国保にご加入されているかと存じます。
医師国保の保障内容も、規約等で今一度ご確認ください。傷病手当金、自己負担額の上限など、医師国保独自の仕組みがあります。不十分のように思われるかもしれませんが、何もないよりはずいぶん救われるのではないでしょうか。
貯蓄も、何かあったときの備えという点では同じです。保険と違うところは、ご自身やこれからご家族になる方のためにいつでも使えるところです。
この機会に、これからの将来のこと、働き方、ライフスタイルについて考えてみませんか。