上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「経営者の立場」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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未加入で・・・

マネー 年金・社会保険 2009/07/20 19:17

6月末で夫の会社(父親が経営する零細企業です)が廃業しました。
そこで、問題が発生しました。
1.失業保険の手続きをしようとしたが父親に聞くと雇用保険未加入とのことで手続きができませんでした。
2.倒産でないのに退職金は出ませんでした(夫は勤続10年です)
3.健康保険がどうなってるのか不明(退職しているのに国民年金に加入手続きに様子はありません。また、健康保険は新しい保険証に切り替えの手続き書類が自宅に届きました)


特に3については疑問で、退職日から手続き期限って決まっているかと思うのですが・・・

自営業で夫の父親が社長、夫が役員なので最低限のことは
手続きしてるのかと思っていたのですが、雇用保険に未加入だったことで信用できなくなっています。

夫の次の就職先は最近決まったのですが、このまま加入しているのか未加入なのか不明なまま再就職しても問題はないですか?

ネコネコさん ( 東京都 / 女性 / 33歳 )

上津原 章 専門家

上津原 章
ファイナンシャルプランナー

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経営者の立場

2009/07/21 14:54

ネコネコさんへ
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。

会社の中では、ご主人は経営者の立場だったように思われます。使用人ではないので、雇用保険も未加入でよいということになります。なぜなら、リストラされる立場ではなく、リストラを主導する立場にあるのが経営者だからです。

退職金については、経営者の場合、退職金準備と遺族保障などを兼ねた生命保険に加入することで確保するのが一般的です。ただ、その保険も会社に体力がなければ加入できません。

経営者は、業績が好調であれば使用人よりも収入や福利厚生の面で報われることにもなります。また、自由な立場で会社を見ることができます。
でも、その立場は会社あってのことですから、いろいろと悔しい思いもあるでしょう。

廃業や取締役辞任(退職)となれば、会社の中で(株主総会・取締役会)議事録があると思われます。そちらの書類もご確認ください。

公的年金についてですが、廃業と再就職までの間については国民年金へ加入することになります。国民年金の加入が必要と分かった場合でも、今なら保険料を納付することで未加入期間をなくすことができます。

ご主人が次の職場で奮起されることを心よりお祈りします。

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