上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「リボ払いの返済計画」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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返済と積立投信

マネー 家計・ライフプラン 2008/09/13 22:17

こんばんは。

先日、返済と貯蓄どちらが優先かという内容で質問させていただきました。キャッシングは全て返済して現在はリボ払い残高140万円(年利12%)です。返済資金として考えていた資金は投資信託で当初約80万円あったのですが、基準価格の下落で約66万円まで減ってしまいました。運用実績はマイナス16万円くらいですが、これでも解約して返済するべきでしょうか?
また、積立投信(銘柄3種類、各1万円/月)なのですが、基準価格が下がっているときは継続ずるべきでしょうか?

お恥ずかしい質問で申し訳ありませんが、アドバイスよろしくお願いいたします。

プルエさん ( 東京都 / 女性 / 29歳 )

上津原 章 専門家

上津原 章
ファイナンシャルプランナー

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リボ払いの返済計画

2008/09/13 23:53

プルエさんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原です。

確かに、投資信託の損失を確定させるのは悔しいと思います。

ここでは、判断材料のひとつとして、リボ払いの返済方法の例について考えてきます。(金利は12%として)なお、返済額は概算ですので、実際に返済をする時期や金額によって異なってきます。

仮に、5年間(60ヶ月)で現在のリボ払い140万円をすべて返済しようとすると、毎月の返済額は31142円になります。
総返済額は1868534円です。総返済額に対する金利分は468534円となります。

66万円を繰り上げ返済すると、リボ払いの残高は74万円となり、
毎月の返済額が31410円であれば、2年と3ヶ月で完済できます。
この場合の総返済額に対する金利分は108062円となります。

今お話した二つの計画の場合、
支払う金利の差はおよそ36万円。(46万円―10万円)
16万円の資産運用の損失を確定させなければなりませんが、その分を考慮に入れても20万円のメリットがあります。

早くリボ払いがすっきりすれば、その分早く資産運用ができることになります。

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