上津原 章
ウエツハラ アキラ子供の大学費用迄に赤字家計を見直せますか
マネー 教育資金・教育ローン 2008/09/09 23:36夫婦共45歳です。子供は高校2年と中学2年。
上の子供が大学を希望していて学費以外に生活費を仕送りしなければなりません。
1年前より夫は自営業で生活費も様々で平均20万程度。妻、給料29万+ボーナス100万/年程度。計年収約700万
支出が月65万(内訳住宅ローン68744、保険54335、オール電化ローン8767、光熱費19500、通信と携帯31369、子供費33000、必要積み立て(車検等)20000、住宅財形25000、貯金+学資で80000、他食費、交際費、ガソリン、医療費等に200000です。)
年払いには保険12万、オール電化ローン5万、車費17万、固定資産税65550計40万。
去年から親から譲り受けた借金570万(銀行ローン4%台150万+国金420万)を1年前より5年ローンで返済中なので夫の収入にこれ以上期待できません。
貯金200万と子供にそれぞれ学資300万満期になる予定です。ちょうど子供の進学と重なり現在の赤字を解消しないと奨学金を受けるつもりでも仕送りできないのでは?と不安があります。老後年金も夫の場合特に少ないので不安もあります。
保険はほとんど掛け捨てですが、夫終身300万、母終身医療保険は積み立て型で月12300、解約金を葬式代に考えています。
農協火災保険月9259(30年満期時160万が積み立て型)となっています。
オール電化ローンは金利が安いのですが今年の冬に30万程度で全額返済する予定ですが、今後どこから返済や削減していったらいいものかわかりません。大学費用捻出を前提によろしくご指導お願いします。
補足
2008/09/09 23:36大変有難うございます。前向きに検討して生活が安心できるように頑張りたいと思えました。質問に追加お願いします。現在の貯金約300万弱大学費は地方からなので1100万以上かかると思います。奨学金、バイトで残りまかなえるかどうか今後調べることになります。下の子は専門学校を予定しています。生命保険妻の医療保険は68歳で解約返戻300万、夫の終身は更新型なことに気付き解約も視野に考えます。身近なFPに家庭状況を話したところドルのがん保険を勧められていますが、赤字家計で月1万あまりは厳しく悩んでいます。住宅財形は天引きが気に入って今年入りましたが老後の立替に又は学資にと思っています。生活費20万から削減しなければならないですが、食事、備品、小遣い1万ずつ程、散髪、レジャー等流動費全てで、月によって変動あり油断すると膨らみます。夫が決まった日に家計に入れていないので把握が難しいです。交際費10000前後は冠婚葬祭で、医療は薬代、コンタクトも含みます。衣料で20000、ガソリン15000となっています。ローンは妻名義住宅2.12%去年借り換えし10年固定残20年あります。夫の相続した借金は銀行4%120万程と国金300万ほど残っていますが家計には外しています。残4年で返済予定です。大学までに一部完済するかで夫婦、意見が違います。実質収支はどうみても赤字と思われますが?月10万の削減が必要と計算しました。今後親の生活費もいるかもしれないので不安です。よろしくお願いします。
風かおるさん ( 三重県 / 女性 / 44歳 )
まずは家計の現状分析から。
風かおるさんへ
おはようございます。ファイナンシャルプランナーの上津原です。
子どものさんの学資、願いをかなえてあげたいですが、頭が痛い問題ですね。
家計管理についてお話しますと、
金額だけで見ますと、まだ減らせる余地があるように見えます。
食費や交際費などで20万円とありますが、もう少し詳しくお聞かせいただけますと、いろいろとお伝えできることがあるかもしれません。
住宅財形とありますが、リフォームなどのご予定があるのでしょうか。場合によっては、目的外ですが子どもさんの学資に当てたほうがよいのかもしれません。
保険についてお話しますと、
母(=風かおるさん?)の終身医療保険が積み立て型とありますが、死亡時に解約返戻金か死亡保険金の高いほうを受け取れるタイプならOKです。念のため、加入期間ごとの解約返戻金がいくらか、そのときの掛け金の累計はいくらかもご確認ください。(解約返戻金の額は保険証券に記載があります)
保険は掛け捨てということですが、いくらくらいの保障になっていますか。
ローンについてお話しますと、
期間短縮型の繰り上げ返済が必ずしもベストでない場合もあります。繰り上げ返済によって手持ちのお金が少なり、返済期間は短くなるものの当面の資金繰りが変わらないからです。
それと、それぞれのローンの金利はどのくらいでしょうか。借り換えのほうが有利になる場合もあります。
問題が多岐にわたりますので、ライフプランをFPの方と一緒に作成して、包括的にアドバイスしてもらうのも一つの方法です。