上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「保険代わりの貯蓄」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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保険代わりの貯蓄金額について教えて下さい。

マネー 家計・ライフプラン 2008/09/07 16:45

夫は38歳自営業をしていて、私は36歳で出産のため休職中です。
3年くらい前に夫がうつ病にかかってしまい、保険には入っていません。
病気が病気だけに保険に入れないのは理解できますが、保障がないのは、やはり心配ですので、どのくらいの貯蓄を考えておけばいいのでしょうか?

夫の年収は1500万円、子供はもう一人をと考えています。

オレンジペコーさん ( 静岡県 / 女性 / 36歳 )

上津原 章 専門家

上津原 章
ファイナンシャルプランナー

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保険代わりの貯蓄

2008/09/08 09:24

オレンジペコーさんへ
おはようございます。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。

保障がないのは確かに心配かと存じます。ただ、保障という言葉ひとつとっても、死亡時のご遺族の生活保障か、病気やけがで入院する時の医療費の保障かで考え方がずいぶん違ってきます。

死亡保障の面で考えてみる場合、
遺族年金を受け取ることができますので、生活費に対して遺族年金では足らない部分をどうするかという話になります。オレンジペコーさんが再就職されることによってその不足分はかなりの部分カバーできるでしょう。
仮に、奥様も退職され、老齢年金のでは不足する生活費が毎月10万円(年間120万円)とすると、運用利回り(税引き後)が、
3%の場合で 120万円÷3%=4000万円
4%の場合で 120万円÷4%=3000万円
5%の場合で 120万円÷5%=2400万円
が退職時にあれば、一生涯取り崩すことなく生活ができます。


医療費などの入院保障の面で考えてみると、
高額療養費の還付後の自己負担分、差額ベッド代、入院時の食事代が必要になってきます。
仮に、入院時の1日あたりの費用が15000円、これが180日必要になるとすると、
15000円×180日=270万円となります。

ただ、一番よいのは長くご主人に現役でいてもらうことです。一病息災といいますが、今の状態だからこそ養生でき、かえって長くビジネスができるようになるのかもしれません。

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