上津原 章
ウエツハラ アキラ教育費
マネー 教育資金・教育ローン 2008/04/01 10:00今、6ヶ月の子供がいます。
教育費としての貯蓄を始めようと思いますが、
月々いくらくらい必要でしょうか。
現在、育児休業中で、来年4月に復帰し、公立保育園に
いれます。
小中学校は、公立。
高校、大学まで進学させるとして
(できれば公立がいいのですが、私立になることも考慮して貯蓄したい)
よろしくお願いします。
GOGO7188さん
時代が変われば、教育費も変わる。
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GOGO7188さんへ。
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原です。
教育費のこと、何かと心配ですね。
子どもによい教育を受けさせたいと思って一所懸命になっている気持ちが
私にも伝ってきます。
ここでは、時代が変われば教育費も変わるということを、
私の体験談も踏まえてお話します。
今日、地元の国立大学を例にとると、
入学金が282,000円。授業料は年間535,800円。(平成19年)
4年間では2,425,200円かかります。(授業料が上がらないとして)
19年前は、入学金が185,400円、授業料は毎年339,600円でした。
授業料も入学金も、19年間で1.5倍になりました。
GOGO7188さんの時は、
学資保険によって高校や大学の学費をまかなうのが
一般的だったようにに思います。
ところが今の学資保険は、貯蓄性だけでみると、
掛けた保険料より満期金のほうが少ないこともあります。
そのような理由から、
弊社のお客様の中には、投資信託で学費を積み立てている方もおられます。
例えば、毎月12,000円を年利3.2%(税金込みで4%)で運用すると、
19年後に学費が1.5倍に上がっても、
入学金と4年間の授業料をまかなうことができます。
無理な資産運用をされる必要はありませんが、
長期間取り崩す予定がなければ、教育費の積み立てのために
投資信託などのリスク商品にチャレンジするのもひとつの方法です。
評価・お礼
GOGO7188 さん
時代が変われば教育費も変わるということ、
とてもためになりました。
この20〜30年でも違うのですから、
当然、今生まれた子が大きくなるころも
少なからず違いがあるはずですね。
そのためにも、できるだけ余裕をもって
貯蓄をしてあげたいと思います。