上津原 章
ウエツハラ アキラ老後の資金について
マネー 家計・ライフプラン 2017/05/05 09:39一般財形に250万、財形年金100万、貯金200万あります。株式に250万投資しています。妻はパートで働いています。(月6万程度)
家族構成は4人で夫婦と、子2人です。社会人ですが、まだ未婚です。
これから結婚が控えていますが、子にかかるお金は教育費等すべて終りましたので有りません。
さて、サラリーマン生活もあと7年で定年を迎えます。(60歳定年)退職金はある会社ですので、退職金を1,500万程度見込んでいます。
老後資金としては心許ないですが、これからどのように老後資金を貯めていけばよいか、アドバイスいただけますでしょうか?
ひまわりあすかさん ( 山口県 / 男性 / 53歳 )
老後の資金について
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ひまわりあすかさんへ
こんにちは。柳井市のファイナンシャルプランナー、上津原と申します。
老後のご心配、お察しいたします。
まずは、いくつか確認させてください。
資金繰りが変化する、大きなポイントになります。
・お子さまはいずれも社会人とのことですが、それぞれ自活できる状態ですか。
結婚資金として、お二人にいくら準備してあげたいですか。
・マイホームはございますか。住宅ローンの返済は終わっておられますか。
・毎月の収入から、いくら貯蓄をすることができますか。
・株式投資から配当金はいくらでますか。株式投資は今後も増やされますか。
・退職金の1500万円は確かな数字でしょうか。
・60歳以降も働かれるご予定でしょうか。
上記の点が明確になった次に気になるのは、
・60歳時にいくら残るか。
・65歳時にいくら残るか。
です。
60歳から65歳の間に、現金預金を大抵の方は大きく減らされます。収入が少なくなっても、生活の質は急には落とせないからです。
資金計画もそのことを前提としたものになっていきます。
毎月10万円貯蓄すると、
7年間で840万円。12年間で1440万円となります。
毎月5万円とすると、この半分です。
65歳以降の話ですと、
弊社では、老後資金として2000万円を一つの目安としてお話しすることが多いです。
山口県の生活水準が大都市圏と比べてあまり高くないからです。
2000万円を20年かけて取り崩すとしたら、毎月8.3万円確保できます。
25年かけて取り崩すとしたら、毎月6.6万円確保できます。
メリハリある支出を心がけている方であれば、もっと少ない現金預金でも老後を乗り切れるケースもあります。
これらの話はあくまでも一般論ですので、
我が家のオリジナルとしていろいろ考えたいのであれば、ライフプランシミュレーションをされた方が確実なものとなります。
どちらにお住いかは存じませんが、いつでもご連絡をお受けいたします。
上津原マネークリニック 上津原