竹内 和美
タケウチ カズミ現在の会社を転職すべきか?とどまるべきか?
キャリア・仕事 キャリアプラン 2009/05/16 00:3629歳(女性)です。現在、イギリスで、希望職種(貿易物流関係)とは異なる職種(総務経理職)で働いています。
いずれは、希望職種に戻りたいと考えていますが、恥ずかしながら、年齢の割に転職経験が多く、これ以上の転職はマイナスにならないか心配です。
まず、新卒で入社した会社(旅行関係)では、毎日の深夜残業と休日出勤の為、体を壊してしまいました。
その後、療養し、経理事務をしながら、資格を取得しました。そして、無事に希望していた国際物流業務を経験することが出来たのですが、パートナーがイギリスで働く事となり、渡英する事となりました。この職場で長く働きたいと思っていましたが、結局2年弱で会社を辞めなければいけなくなってしまいました。
その後、イギリスの大学院で国際物流の修士号を取得し、現地で就職活動を始めたのですが、その矢先に金融危機が起こった為、「まずは仕事の確保を」との焦りから、現地で総務経理職としての職を得、現在働きながら転職活動を続けています。
しかし、気がつけば30歳を目前に4社目の就職で、各職場での経験が一年半程しかない、という「飽きっぽい」「無責任」のレッテルを貼られてしまいそうな職歴になってしまいました。
本来の自分は、真面目で責任感が強く、頑張り屋なのですが、書類選考の段階で、かなり悪い印象や誤解を与えているように感じます。自分の知識や経験を生かせそうなポジションでも面接にすら呼ばれない事も少なくありません。
私の様な経歴の持ち主の場合、このまま粘り強く転職活動を続けた方が良いのでしょうか?それとも、希望職種とは違っても、今の会社で長期間在籍した方が良いのでしょうか?
何卒アドバイスを頂けると幸いです。
minuさん ( 北海道 / 女性 / 30歳 )
面接で応えられる仕事の成果ってありますか?
一番、理想的な生き方は、
自分の希望する企業で、希望する職種で仕事をすることで、
そうなれば、充実感や満足感は高まるでしょう。
しかし、では、そういう仕事に従事できたら、ずっとそれで満足を感じていられるかというと
現実には、そういう人は極まれですね。
なぜ、そういうことになるのでしょう。
人は、常に、新しい経験(目標)を望むところがあります。
だから、その時、一番良いと思う手ごたえを得ても、それもまた、不足に思えるところがあるでしょう。
ところで、ご質問の転職するべきか否かですが、
応募書類や、面接の際、その仕事に対する熱意を伝えきれていないのではないでしょうか?
また、これまでの仕事の経験から、どんな知識を身につけて、どんな経験をして、そしてそれらから、何を得ることができたか?
訴えきれていますか?
イギリスの大学院での学び(知識)を、今後どう生かしたいのか、訴求することができれば、
希望する職種への転職はかなうでしょう。
しかし、今は、自信を持って訴えるだけの仕事の成果がないのではないかしら?
だから、応募書類や面接での受け答えに、力強さがないのではないかと思います。
今の仕事が、どうしても「いや」ということではければ、自分が思う成果を上げるまでは、
努力して続けられみては?と思います。
長期間であるかどうか?よりも、次の仕事に出会うためには、今の仕事から何かを得て、
それを基盤として、次は何を目指すか、しっかり決めてから転職活動に取り組まれることをお勧めします。