寺岡 孝
テラオカ タカシ中古マンションの購入:分譲会社・建設会社倒産の場合
住宅・不動産 不動産売買 2009/05/24 21:32最近、マンション分譲会社や、建設会社の倒産が相次いでいます。
築浅の中古マンションの購入にあたり、
1)分譲会社が倒産していた(or近い将来倒産した)場合、どういう不都合がありますか。
2)建設会社が倒産していた(or近い将来倒産した)場合、どういう不都合がありますか。
3)分譲会社または建設会社が倒産していた場合、その中古マンションの資産価値って、下がってると考えてよいのでしょうか。資産価値には影響はないのでしょうか。
瑕疵担保責任は10年のはずなので、それについてや、また、それ以外にも不都合はあると思うのですが、よくわかりません。教えてください。
atashiさん ( 神奈川県 / 女性 / 44歳 )
中古マンション
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、購入の際に売主が宅建業者の場合ですと、売主の瑕疵担保責任が発生しその義務を負います。
しかしながら、中古で売主が個人の場合ですと、その住戸に対する責任は発生しないものです。
その場合には、アフターサービス責任での保証は該当します。
ですから、売主が宅建業者かそれ以外かにより対応は異なります。
また、施工者が倒産等になれば建物の修理等の依頼先がなくなりますので、そういった場合には別の業者を探して修理を依頼することになります。
このようなケースでは、管理会社や管理組合で対応を考えて行くことになります。
これは、売主が倒産等した場合も同様に、瑕疵担保責任を負う先を探すことにはなります。
不動産の価値は元々の売主も影響を受けますが、特にマンションの場合は管理組合や管理会社の状況が大きく左右するでしょう。
マンション自体は、そこに居住される方次第でその良し悪しが決まります。
年数を追うごとに修繕等を検討して長期間すみやすくするのも、実はそこに住まわれる方にかかっています。
主体はその居住者自身であることを念頭に置かれて購入されることでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
詳しい説明が必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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