寺岡 孝(お金と住まいの専門家)- Q&A回答「賃貸併用住宅を建てるポイント」 - 専門家プロファイル

寺岡 孝
「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートします

寺岡 孝

テラオカ タカシ
( 東京都 / お金と住まいの専門家 )
アネシスプランニング株式会社 代表取締役
Q&A回答への評価:
4.4/521件
サービス:22件
Q&A:1,135件
コラム:2,259件
写真:48件
お気軽にお問い合わせください
03-6202-7622
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼
専門家への資料の請求は、こちらからお問い合わせください。
資料の請求
スマートフォンでも見れるホームページはこちら(※外部サイトへのリンクです)
スマホ対応HP

賃貸併用住宅を建てるポイントと入居率アップのコツ

住宅・不動産 住宅設計・構造 2008/04/24 11:32

東京都内の下町(中央区)に住んでいます。周辺でも賃貸マンションへの建て替えが増えており、この度老朽化した自宅の一軒家を賃貸併用の住居として改築を検討しています。ついては、入居率が高い賃貸マンションとするポイントや、賃貸マンションを建築するにあたっての注意点がありましたらアドバイスをお願いいたします。

※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。

All About ProFileさん

寺岡 孝 専門家

寺岡 孝
建築プロデューサー

- good

賃貸併用住宅を建てるポイント

2008/04/25 01:24

アネシスプランニングの寺岡と申します。


賃貸住宅の基本は、建築コストを出来るだけかけないで、戸数を多くして賃料を若干高めにすることです。
しかしながら昨今の市場環境から、一定の設備・仕様を必然的に備えていないと入居率が確保できませんし、募集業者も嫌がります。

オートロック、防犯ガラス、玄関ドア二重ロック、インターネットのブロードバンド回線、ガスコンロ付きシステムキッチン、追炊き給湯機、エアコン1台、シャワートイレ、洗髪器付き洗面、など多々ある設備・仕様をつけることになります。
現在では「まだいらないのでは?」と思っていても数年後には当たり前になっているわけで、このあたりをよく見極めて、将来入居率が下がらないように工夫すべきですね。

建物の構造等はおそらく防火・準防火地域でしょうから耐火建築物で考えることになるかと思います。
一般の建築業者のほかに、そこそこのデザインであればハウスメーカーでも可能です。


間取りは1K、1LDKがメインで広さは30〜40平米前後ができると理想的です。シングル、もしくは少し狭くても2人で住めるというのがいいと思います。
ファミリータイプは、エリア的にニーズがなければ考えない方がいいでしょう。
23区内であれば、立地条件が多少悪くても上記のような設備等があれば、賃料を少し下げたものにしておけばほぼ満室になるでしょう。

最終的に収支がどの程度になるか、また自宅費用を除いて賃貸部分でどの程度の利回りを希望されるかがポイントになるでしょう。

いくつかのシュミレーションを作成して検討することをお勧め致します。


以上、ご参考になれば幸いです。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真