寺岡 孝(お金と住まいの専門家)- Q&A回答「住宅購入のための家計診断」 - 専門家プロファイル

寺岡 孝
「納得」と「安心」の住まいづくりを中立的立場でサポートします

寺岡 孝

テラオカ タカシ
( 東京都 / お金と住まいの専門家 )
アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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住宅購入のための家計診断をお願いします。

マネー 家計・ライフプラン 2015/03/05 14:59

昨年会社の借り上げ社宅制度の適用が終了し、月3万円程度だった自己負担が満額になりました。
家賃負担が大きく貯蓄を切り崩しているため急ぎで住宅購入を考えています。
自己資金は親からの贈与を含めて1000万です。購入後の残りの貯蓄は400万です。

夫 (会社員)38歳 年収600万 (税込 うちボーナス150万)
私(専業主婦)37歳
子      1歳

毎月の家計はざっと以下のような感じです。

月収(手取り)  300,000
家賃   95,000
食費(外食・夫のお弁当込み) 45,000
水道光熱費    15,000
生活用品(子供のオムツ代など含む)    15,000
被服・美容  20,000
医療  10,000
通信費  インターネット 4,500
     携帯 11,000
教養娯楽 (夫婦で英会話 子どもの通信教育) 8,500
小遣い 夫      15,000
    妻       7,000
保険料 生命保険 夫  (がん保険・死亡保険)   8,000
         妻  (医療保険・がん保険) 5,500
      学資保険 (年払 204,500 15年払込満了) 17,000
財形住宅貯蓄           30,000


収支         -6,500

私自身は40歳までに第2子を希望しているため今のところ働く予定はありません。
教育資金・老後資金の貯蓄も必要になってくるため、毎月の住宅費用は住宅ローン・管理費・駐車場代込で
9万円以内に収めたいと考えていますが、無理なく購入できる物件価格のアドバイスをいただけないでしょうか。
また、今後もっと節約すべき項目がありましたらご指摘ください。
よろしくお願いいたします。

補足

2015/03/05 15:47

ちなみに現在は車を持っていませんが、住宅購入と同時に買う予定です。

michellemamaさん ( 兵庫県 / 女性 / 37歳 )

寺岡 孝 専門家

寺岡 孝
建築プロデューサー

- good

住宅購入のための家計診断

2015/03/06 01:52
( 4 .0)

アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。

さて、ご質問の件ですが、ご指摘の通り住宅関係の費用を概ね月9万円以内でという選択はなかなかいい感じかと思います。

家計の方は結構苦慮している雰囲気を感じますが、もし、現住居よりも広い家に住むとなれば光熱費は上がる可能性がありますね。
それに加えて家族が増えたり、子供さんが大きくなるにつれて、光熱費もさることながら食費なども以外にかさむものです。

そうした点は本来、考慮しなければなりませんが、とりあえずはさておき、まずは住宅購入の方を検討してみましょう。

最初に、自己資金に関しては、1,000万全額を使うかどうかも検討しておくべきですね。
今後、収入の伸びや当面の共働きがなく、ある程度の年齢まで子どもさんを育てるとなれば、そこそこの教育資金は手元においておくべきと感じます。

では、仮に住宅購入(マンション)に500万を充当し、9万のうち2万円は管理費、駐車場代など、残りがローン返済額としましょうか。

で、月7万円の返済で借り入れできる金額は、35年返済で金利0.87%程度のフラット35Sであれば、概ね2,530万円程度の借り入れ金額になります。

つまり、500万の自己資金、ローン2,530万の合計3,030万円の物件金額ということになります。

ただ、この程度の価格でご夫妻が満足いくものを購入できるかどうかは何とも言えませんね。
欲を出せば自己資金を増やすかローンを増やすかにということにはなりますが…

このように計算してみると、現在、財形で3万ほど貯蓄していますが、この分はそのまま貯蓄としておけば、万一の際には対応できる家計になりそうです。

また、借入先は、今現在ではフラット35Sが超低金利ですから、利用価値はありますね。
1%を切る全期間固定金利商品はあり得ませんということです。

次に、家計の方ですが、節約という観点では難しそうですね。
強いて言えば、学資も含めた保険の見直しでしょうか…

保険の内容等がわかりませんので、何とも言えませんが、例えば、学資は戻り率で計算しがちですが、利回り的にはどうかという点はあります。

単に定期預金の方がいいということもありますので、ご留意されてはと感じます。
これは個人年金も同様ですが、詳しくは以下のコラムを参照ください。

★個人年金は本当にお得か??
http://profile.ne.jp/pf/t-teraoka/c/c-145687/

いずれにしましても、自己資金の有効利用と超低金利のフラット35を使っていけば、無理のない住宅購入ができそうです。

以上、ご参考になれば幸いです。

尚、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。

■お問い合わせフォームはこちら
http://navi.nikkori-house.jp/anesisplan/tabid/93/Default.aspx

■アネシスプランニング(株)
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評価・お礼

michellemama さん

2015/03/06 13:17

詳しくご回答いただきありがとうございます。

家計の方もコメントいただけてありがたいです。
保険の見直しは子供が生まれてからしたばかりなので、これ以上減らすとすれば、夫の死亡保障で月2千円ちょっとぐらいです。

学資保険と書きましたが、実際には解約返戻金つき終身保険なので、(利回りは良かったのでそれにしました)学資に使わなければそのまま置いて他に回すこともできると聞きました。

フラット35がお得ということなので、ローンはそれで検討したいと思います。
ありがとうございました。

寺岡 孝

2015/03/08 00:03

この度は回答に評価をいただき、まことにありがとうございます。

住宅購入には予算と欲望の戦いがありますね。
モデルルームなどでは、見てしまうと舞い上がって正しい判断ができない方もおりますので…

また、物件の価格も株価同様、高止まりの傾向が強くなり始めていますので、注意が必要かも知れません。

以上、取り急ぎ回答の評価の御礼まで。

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