寺岡 孝(お金と住まいの専門家)- Q&A回答「住宅ローンと保険の見直し」 - 専門家プロファイル

寺岡 孝
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寺岡 孝

テラオカ タカシ
( 東京都 / お金と住まいの専門家 )
アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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住宅ローンと保険の見直し

マネー 保険設計・保険見直し 2010/06/14 23:29

30代前半の夫婦です。子どもは幼児2人です。
ずっと転勤族で社宅住まいの予定で、定年までは住まいにはお金がかからない前提で、貯蓄の代わりとして2000万円の外資系の終身生命保険に夫婦それぞれで加入しています。
今まで約4年間保険料を払い続けています。

2年前に夫が転職し地元の東京に戻りました。私は正社員からパートになり、夫の年収は下がり社宅もなくなりました。
現在家賃10万の家を賃借していますが、今後二世帯住宅を建てる予定で住宅ローンを組むことを検討し始めています。
建築費等は4000万くらいを予定しており、土地購入も視野にいれると総予算は1億円超になるかもしれません。
親は家のために2000万円の現金が用意できます。また現在の住まい等を賃貸に出すことで賃料収入が月々25万円前後見込め、新居にかかる費用にあてることを検討しています。
我が家はというと、保険が貯蓄のつもりだったのと一時期貯蓄を取り崩す時期があったので、恥ずかしながら貯蓄が100万円ほどしかありません。
今は月の手取り約43万円から生活費等を除いて5万円を目標に貯蓄するようにしています。
年収は夫が約480万円(残業代、ボーナスなし)、私が約130万円です。私は数年後はまた正社員で働きたいと思っています。

月々の生命保険料は夫が約41,000円、私が約37,000円です。
他に日額8,000円の医療保険2人分や上の子の300万円の学資保険を合わせると、月々10万円近く保険料を払っていてとても負担に感じています。
生命保険は今解約する返戻金が夫約130万円、妻約120万円です。
60歳経過後に解約すると返戻金が払い込んだ保険料を上回るところに魅力を感じて加入した保険で、今解約すると今まで払い込んだ保険料に比べて返戻金がかなり少なく損をした気がします。
しかし、団信加入や住宅ローンの利率を考えると、それでも保険を解約したりあるいは払済や延長等にしたりしてローンの支払いにまわした方がいいのでしょうか。
教育資金も、上の子は学資保険をかけていますが、下の子の教育資金はその時に保険の貸付制度を利用するなどすればよいとの当時の保険会社のすすめもあって特に用意していないのが不安です。

この状況で保険やローンをどのように考えたらよいかわからず悩んでいます。
保険はどのように見直したらいいでしょうか。また我が家はどのくらいのローンを組むことができるのでしょうか。

とくめいさん ( 東京都 / 女性 / 31歳 )

寺岡 孝 専門家

寺岡 孝
建築プロデューサー

1 good

住宅ローンと保険の見直し

2010/06/15 01:41
( 4 .0)

アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。

ご質問の件ですが、いろいろと考えることが多いのでお悩みになる心情お察します。

では、何をどうしたらいいのか、ちょっと考えていきたいと思います。

まず、住宅購入について。
文面を拝見していると、およその住宅購入のプランは検討されているかと思います。
できれば、具体的な数字をつかむ上でも、土地や建物の費用面や既存の不動産の有効利用なども含めて、一度シュミュレーションをされてはと思います。
例えば、二世帯での土地、建物には、最低限どの位の面積が必要であるかなどは把握しておく必要があります。

この点を把握することで、住宅購入の総額がわかれば、自己資金はいくら、住宅ローンはいくらという金額をつかむことができます。

次に、住宅ローンについて。
借入金の目安は収入から把握できますので、借入限度額はいくらで返済可能な借入はいくらかを判断されることです。

最後に、保険について。
住宅購入のコストとローン借入の目安がわかれば、保険の無駄を見つけて、早めに住宅購入などのための貯蓄に回すことです。
毎月支払っている保険料は、結構、高額かと思われますので、早めに見直しをされてはと思います。
また、保険と貯蓄は分けて考えることと、健康保険制度や年金といった公的保障の内容を理解されて、保険商品を検討されることかと思います。

私どもでも、上記のような具体的なシュミュレーションは可能ですので、宜しければ個別にお問い合わせ下さい。

以上、ご参考になれば幸いです。

詳しい説明や個別のご相談をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。

アネシスプランニング
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評価・お礼

とくめい さん

ちょうど設計事務所選定中でしたので、ボリュームや建築費の相談をすることができました。
住宅は両親で購入することとなり、銀行数箇所にシミュレーションしていただき目処がたちました。
保険は確かに貯蓄とは分けて考えるべきでした。
ありがとうございました。

寺岡 孝

この度は回答に評価を頂き、まことにありがとうございます。

保険を維持するにはコストがかかります。
そのコストが過大であれば、現金という融通のきく資産が目減りします。

将来の病気などの想定には、国の健康保険制度や年金制度を理解されて、ご自身に適切な保障内容の保険を選択されることです。
ただ、将来の制度変更にも注意されて下さいね。

以上、取り急ぎ回答への評価の御礼まで。

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