稲垣 史朗
イナガキ シロウグループ
リフォームにおける、落とし穴とは? 第1弾!
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おはようございます。
パウダーイエローの稲垣史朗です。
昨今、世の中は新築の建設需要より、リフォームの需要のほうが上回ってきています。
しかし、リフォームにおけるクレームも新築以上に多く、又の名を、リフォームは「クレーム産業」
と言うような呼びかたをしていること(業界状況)もいがめません!
なぜリフォームがクレーム産業と呼ばれているのでしょうか?
そこにはお互いが「安易」に考えている状況が見られます。
業界側から言えば、いまだに立ち遅れた法律の義務化の遅れが見受けられますし、
消費者側からみればお手軽な金額で・・・と言うような判断も相互にあります。
本来、リフォームは手間暇が最も多く必要とされる分野です! 特に新築に比べ、工事の状況がまるで違うことが言えます。
1 新築は誰も済んでいないところで工事を進める事が出来ますが、 リフォームの場合には住みながら工事をする場合が大半です。
2 リフォームは壊しながら、新しく作るところとのジョイントですから、 どうしても新築の様にはいかない場合が多く見受けられます。
3 住み手と工事側の人間関係が日常生活の中で混在しますので、 お互いに気兼ねをして神経を使います。
4 リフォームは工事が終わって初めて全体像が分かりますので、新築と違ってイメージの違いやずれが生じる場合が多い。
5 現場でお客様の採算の変更が出る場合も多々ありますが、この点が最終的に金銭的なトラブルが多く見受けられます。
注) なぜならば、お客様はそんなに金額が掛かるとは思ってもいなかった・・・
でも、現場と言うものは決められた後期と予算で動いて行くものですから、
途中における変更は、お客様が思われている以上に工事の進行や段取りが狂うものです。
6 リフォームは始める場合に全ての現場の状況を見て、開けて、壊して下地の状態を把握できるものでは無いですから・・・
注)特に見積もり段階では、本当にその工事会社と契約をするかしないか分からない状態ではそこまで調査はさせて頂けませんし、
仮に調査をする場合にはそれなりに経費がかかるものですから、
工事会社側も予測をして概算見積もりをはじき出しますから・・・
その様な状況で、本当に工事にあたりふたを開けてみたならば、床下の配管の劣化が思った以上に進行していて、
契約した金額よりも追加工事としての金額が必要になる場合もあります。
この点でもトラブルの原因は潜んでいます。
このように少し考えただけでも、リフォームの仕事の難しさはありますので、お互いが安易に安請け合いをしないことが重要となります
昨今の世の中は”100年に一度の不景気” と言われて久しく・・・・・
どちら側も拝金主義的な風潮が、世の中全体に蔓延していますので、
どちら側も一歩も引かず抜き差しならない状況がよく見受けられます。
お客様側も、何社も見積もりを取られることが当たり前のようになっていますが
(それを、一方的に正しい事だ!と、推奨している風潮がありますが、そこにも疑問符があります!)
しかし、厳密に見積書の細かい内容が理解できるかと言えば、それは甚だ疑問符です!
概ねトータル金額が高いか安いかだけの判断が優先していますので、細かい内容が比較すると違うことには、
そう簡単には分からないと思います。
そこのところが厄介ですが、工事が始まり・・・あれ、あの件はどうなってるの?
と言う場面が・・・ほとんどが、このように判断をされた結果のもとにトラブルが潜んでいます。
それでは、どのようにすればこのようなトラブルを防ぐことが出来るのでょうか・・・?
その内容については次回のコラムでお話しさせて頂きます。
詳しくは、下記よりご確認くださいませ。
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