森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- コラム「円高・株安の今こそ投資を考えよう」 - 専門家プロファイル

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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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円高・株安の今こそ投資を考えよう

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くらしを守るマネー管理術 2011-12-24 20:27

円高が続いています。

2007年に1ドル=120円だったものが、今78円です。

米国側から見ると、その間、円投資で、+50%以上の運用ができたわけです。

ところで、今後も円は、値上がりを続けるのでしょうか。

もしそうなるとすれば、その理由は?

個人的には、円高は、そろそろピークに達しつつあると見ています。

例えば、円預金という金融商品を考えてみてください。

今銀行は、預金を使って、大量に日本国債を買っていますので、
円預金というのは、間接的にその多くを日本国債の購入に充てる商品です。

貯蓄性のある保険も、同じような考え方です。

そして、日本国債を買うという行為は、
かみくだいていえば、日本政府に対して、お金を貸す行為です。

多くの人が、さすがに日本政府が潰れることはないだろうと
見て、安心して、日本政府にお金を貸しているわけです。

確かに、日本政府が、ある日、突然倒産することは、考えにくいです。

ですが、日本政府の財政状況は、さまざまな報道からも
わかるように火の車です。

日本国債は、約95%が国内で買われているので、
大丈夫、問題ないとする説もありますが、もしこの説でいくとしても、
貸し手の多くは、日本国民となりますので、日本政府の
資金繰りがいよいよ行き詰まったときは、日本国民が
大幅な増税や年金カットを受け入れなければ理屈に合いません。

今の政治状況をみれば、極端な増税や年金カットを
強行できる状況にないことは、明らかです。

個人的には、近い将来、日本国債の価値が
急落(金利は急上昇)する可能性も少なくないとみています。

そのときは、同時に円安トレンドに振れるとみています。

また、同時にデフレからインフレに向かう懸念もあります。

不動産バブル、ITバブルなど、あとで、バブルと名付けられる動きは、
いつもはじける前にとてつもない上昇をします。

今見えている現象がすべてと思わず、
円高・株安の今、くらしを守るという観点から、
海外投資や株式投資などを真剣に考えていった方がよいと思っています。

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株価は、先読みをして動く(2011/12/22 18:12)

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