向井 啓和(不動産業)- Q&A回答「繰上げ返済前提の住宅ローン」 - 専門家プロファイル

向井 啓和
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ

向井 啓和

ムカイ ヒロカズ
( 東京都 / 不動産業 )
みなとアセットマネジメント株式会社 
Q&A回答への評価:
4.5/235件
サービス:0件
Q&A:440件
コラム:140件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
03-3442-2709
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

投資信託の分配金を住宅ローン繰上返済に充てる考え

マネー 投資相談 2010/02/02 22:57

3660万円の住宅ローンを30年 元金均等法 変動金利
にてローンを組もうと考えています。(ボーナス返済なし)

夫・年収(手取り)580万円 妻・0円
子供・四歳二人

頭金支払い後の現金貯蓄360万円
投資信託 ピムコハイインカム 380万円(現時点の基準価格で)
     グローバルソブリン280万円(    〃    )   

変動金利はリスクがあると思いますが、
1年目から4年目までは年間100万円の繰上げ返済し、
5年目で300万円の繰上げ返済をする予定でいます。

その後も毎年90万円くらいの繰上げを返済終了まで続けて行く
予定です。*パートに出る予定(完済予定15年から16年後)

当初の繰上げ計画ですが、投資信託の分配金が現在毎月5万円
ありますので、それを毎月5万円ずつ繰上げ。
ボーナス時に20万円ずつ繰上げで年100万を計画しています。
その後5年目にピムコハイインカムを売却し300万円を繰上返済
(こちらの売却金額が不確定ですが。。)
このように、今はこちらの都合のいいように考えておりますが、
ピムコは不安定要素も多く、この考えに不安があります。

いますぐにわたしがパートにでる事が出来ず、
わたしが収入を得られるのは5年後を予定しています。

2008年に投資信託の基準価格が暴落して、冷や汗をかきましたが
少しずつ基準価格も戻ってきているので、このまま堅調するのではないのか? と考えています。
長期保有で元本割れも分配金トータルするとプラスになっているので・・・。

専門家の方の考えを是非お聞かせ願えませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。

トマト大好きさん ( 神奈川県 / 女性 / 41歳 )

繰上げ返済前提の住宅ローン

2010/02/03 13:19

まず、全般的な話ではありますが、投資信託の分配金や投資信託が幾らで売れるかを前提にした返済計画には疑問があります。


本来投資信託の配当や基準価格はファンドの運用成績に基づきますので考え方としては、年収の中であくまでも住宅ローンは払い、残りを貯蓄や投資に回す前提で考えられた方が将来返済に困る事はないかと思います。


(例え過去の配当実績が堅調であったとしてもです…その考え方は顔も知らないファンドの運用者に命運を預ける事になります。)


よってもし手取りの年収の中でカバー出来ない様であれば若干計画を修正した方が良いかもしれません。


修正してその範囲内で収まる様であれば良い計画と言えると思います。


簡単に試算しましたが、上記の条件で仮に金利が2.5%に上昇すると元利均等で年間170万程度の返済になります。例えば3年後残債が3000万として金利が2.5%でも150万前後の返済となります。(通常返済分だけですので年収に対する割合が若干多いですよね…)


頭金支払い後の貯蓄を多少減らしても借入額を少な目にされるか、借入期間を伸ばされた方が良いかもしれません。


ちなみにこんなサイトで簡単にローンシュミレーションができます。
http://home.gr.jp/athome/file/loankeisan.html
http://www.eloan.co.jp/simulation/index.html

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム