向井 啓和(不動産業)- Q&A回答「新築未入居の転売後のアフターサービスに関して」 - 専門家プロファイル

向井 啓和
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ

向井 啓和

ムカイ ヒロカズ
( 東京都 / 不動産業 )
みなとアセットマネジメント株式会社 
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新築住宅を未入居で転売した時のアフターサービスについて

住宅・不動産 住宅・不動産トラブル 2010/06/07 15:36

工事中の新築住宅(木造3階建)を契約したのですが、事情があって転売する事になりました。完成前に転売先も決まったので、完成時に一旦書面上での引渡しを受け、即日転得者様へ引き渡しましたが、工務店から第三者に譲渡したので1年・2年のアフターサービスの対応が出来ません(有償になる)と言われ困っております。
工務店からの引渡しから日数が経っているのならまだしも、引渡即、尚且つ未入居で転売しているのに対応できないということに納得できません。こちら側として取れる対抗手段は無いでしょうか?宜しくアドバイスお願い致します。

補足

2010/06/07 15:36

確かにアフターサービス基準には免責事項として、第三者に譲渡した時と書いてありました・・・。

のりあきさん ( 兵庫県 / 男性 / 46歳 )

新築未入居の転売後のアフターサービスに関して

2010/06/07 20:19

お問い合わせの内容から推測しますと事前に売主に何も確認せずに転売されたのでは無いかと思いますが、そうすると売主としては約款に基づいて対応というのが通常かと思います。


彼らの立場に立つと、第一取得者であるのりあき様を買主として信頼して売却した事かと思います。「信頼して売却」というのはこの人ならば物件の細かい問題を指摘して来ないだろう。非合理的な事は言ってこないだろうという信頼です。


ところがそれが全く彼らの関知し得ない第三者へ所有権が移ったという事であれば、本来であれば彼らは買主として選ばなかった望ましくない第三者が新所有者である可能性もあります。売主としてはあまりにも細かい買主、クレーマーには物件を売らなかったかもしれません。


あくまでも契約自由の原則ですので、売主も買主を選ぶ自由があるからです。


契約的には弱そうに思われます。もし、事前に売主に確認を取ってそれが翻ったとなると別ですが…


売主には対抗するというよりはお願いして、又、転売益の一部を多少吐き出してもアフターサービスを維持してもらう様にするのが良い様に思われます。もし、保障が無くなった場合には、保障があるという前提で転売契約をしている場合は今度は転売先の買主から違約金を請求される可能性もありますので…

補足

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