酒井 正人
サカイ マサト心地よい住空間 - 空間のスタイル のコラム一覧
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ダイニングのスタイル #2
ダイニングスペースはキッチンと同様に「たくさんのモノ」が集まる場でもあります。 ダイニングテーブルの大きさやデザインは、家族構成や使い方によりその仕様を決めますが、合わせてダイニングテーブルで使う食器などの収納も考えることが大切になります。 写真のダイニングテーブルは10人が座れるサイズで、天板内にIHヒーターを2台セットした特注テーブルです。(IHが納まっている部分の天板が...(続きを読む)
ダイニングのスタイル #1
限られた空間をできるだけ広々と使うために工夫を要する都市型住宅では、ダイニングスペースは「リビングダイニング」とよく呼ぶように、リビングスペースの一部をダイニングスペースとして計画することが多いと思います。 ダイニングスペースに置くダイニングテーブルは、住宅で使用する家具の中では以外とスペースを使い大きな存在だけに、そのサイズやレイアウトを設計の初期段階からきちんと計画することが大切です...(続きを読む)
家の中に「隠れ家」をつくる
昨年「AllAbout住まい」で取材をしていただいた「おこもり空間を持つ」という特集でご紹介しました書斎をあらためてご紹介します。 もともとはリビングに隣接する独立した1部屋をリノベーションしリビングスペースとつなげ、壁面に大容量の収納スペースを設け書斎スペースとしてデザインしています。 リビングスペースの奥まったところに「隠れ家」的に存在する書斎コーナーは、家族の気配を感じな...(続きを読む)
暮らしを楽しむこだわり空間〜地下室のBAR
このコラム・シリーズ「暮らしを楽しむこだわり空間」では、心地よく快適に住まうために計画し出来上がった、様々な生活空間・生活シーンをご紹介しています。 住まいづくりのなかで、住まう人のライフスタイル、とりわけ「趣味」を活かせる家が出来たとき、そこはこだわりの空間となり、自分スタイルの暮らしを楽しむ時間も得ることができます。 前回のこのシリーズのコラムでご紹介しましたラウンジにつづ...(続きを読む)
心が休まる空間〜ベッドサイドの灯りLEVIT
住宅やホテルのベッドルームをデザインする際に、私がとても気を使うアイテムの一つにベッドサイドの照明があります。 デザインや機能はもちろんですが、ベッドで快適な眠りを得るために必要なライフスタイルに合った灯りのシーンを大切に考えます。 たとえば寝る前に本を読む、映画を観る、ゲームをする、ハーブティーを飲む・・・ベッドだからといって「眠る」ことだけではないので、そのための灯りのシーンを考え...(続きを読む)
ガラスで仕切る書斎空間
住まいの中で書斎スペースを考える場合、大量の書籍のストックなどを必要としなければ、特別な空間を用意しなくても、たたみ2畳程度の広さでかなり実用的な書斎をつくることが可能です。 そして、このコラムシリーズでもいくつかご紹介していますが、リビングやベッドルームなど本来の目的とする空間の一角に書斎スペースを設けることで、空間の効率性や機能性が充実するため、とくに限られた空間のなかで効率よく書斎...(続きを読む)
心が休まる空間〜自分だけのスペース
住まいの中では、家族と過ごすスペースがあり、そして自分だけのスペースをつくることも大切だと思います。 それは、必ずしも「個室」ではなくても、リビングスペースの一角でも良いかもしれないですし、たとえばコレクションしているモノを飾れる壁面でも良いと思います。 自分らしさを表現できる場は楽しいものです。 写真の空間は、DINKS2人住まいの奥様のためにデザインしたスペース。 6畳ほどのコンパク...(続きを読む)
ナチュラルに暮らす空間〜開放感と暮らし
マンションなど集合住宅での居住性では、とくに外に向かっての開放感(窓などの開口部)が一般的には戸建住宅に比べ限定されますが、私が住居設計に携わったマンション「THE LIONS 鷺ノ宮」では、住居内にプライベートなパティオ(中庭)を計画することで、外部空間との新たなつながりを感じるマンション住居を実現しています。 限られた室内空間をより広く、開放感を感じるために外部空間とのつながりを考え...(続きを読む)
ナチュラルに暮らす空間〜景色と暮らし
住まいの空間、デザインを考えるとき、私は手の触れる身近な場所から考えます。 そこに住まう人がどうしたら心地よく、便利で、安心できる場となるか、住まう空間は、いつもずっと居たくなる場でありたいですし、そうあるべきだと思います。 身近な場所から考えた心地よさは内側から外側へ拡がるものです。 そして、そのためには生活のための造形だけを考えるのではなく、窓から見える景色や庭の草木などとの調和がと...(続きを読む)
ナチュラルに暮らす空間〜伝統と暮らし
日本の住まいの伝統は、壁らしい「壁」がない「柱と梁」で造られる木造家屋にあります。 床は畳や板張りで、空間を仕切るのは襖や障子などの建具で、それらを開け放せば住空間がつながり、外と中までもが一体に感じられるようなフレキシブルな空間構成が日本家屋の特徴でした。 それは、日本の湿度の高い気候や靴を脱ぎ床に座る日本人特有の生活スタイルから生み出された、日本人の知恵であり、長い歴史のなかで築い...(続きを読む)
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