酒井 正人(建築家)- コラム「快適暮らしの手法~階段を考える」 - 専門家プロファイル

酒井 正人
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい

酒井 正人

サカイ マサト
( 東京都 / 建築家 )
サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
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快適暮らしの手法~階段を考える

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住まいづくりの発想 内側から考える住まいづくり 2012-03-07 15:43

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住宅のなかで「階段」は廊下と同じような、1階から2階へ、など通路としての扱いになりがちですが、快適な住宅を計画するうえで「階段」の位置やデザインは、実はとても大切になります。

こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 
住まいのなかで、「階段」をどこにつくるか? 階段を考えることで住まい方が大きく変わってくるため、設計を考える上でも、そこに住まう方のライフスタイルを十分確認することが必要です。 

たとえば、小学生のお子さんが自分の部屋があっても、ダイニングやリビングで勉強しているケースが多いなどの傾向は、最近注目されているライフスタイルの一つですが、そのような場合は、2階の子供室へ続く「階段」がリビングスペースにあると便利であり実用的だと言えます。  家族が帰宅して家族のいるリビングスペースに一旦入り、そこから個室へ向かうことで家族が必ず顔を合わすというメリットの場合もリビング階段は有効でしょう。

また、来客が多くリビングスペースを応接間として位置づけていたり、または、応接間とつながるリビングなどの場合は、「階段」は玄関ホールや廊下からの位置づけのほうが便利ということになります。

そして意外と忘れがちなのか「階段」のデザイン。 実用的で安全であることは第一ですが、素材やライティング、段板や手摺デザインなどを考えることで「階段」はとても美しい空間にもなります。

自分に合った、家族のライフスタイルに合った「階段」をぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

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