酒井 正人(建築家)- コラム「インテリアから考える大切さ #5」 - 専門家プロファイル

酒井 正人
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい

酒井 正人

サカイ マサト
( 東京都 / 建築家 )
サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
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インテリアから考える大切さ #5

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住まいづくりの発想 内側から考える住まいづくり 2008-07-17 19:23
前回このコラムシリーズで「家具やTVなどのレイアウトは設計の早い段階で考える」ことが快適な暮らし、住まいづくりを考える上で大切であることをお伝えしました。 それでは、マンションや分譲住宅など出来上がった住空間ではこのテーマをどのように考えれば良いのか? 私は基本的には「住まい」を考える上で同じ視点で考えることが大切だと思います。

「新しい住まい」をマンションや分譲住宅で検討するケースは、とくに都市部では戸建住宅を新築する計画より実際多いのだと思います。  その場合、立地条件の利便性や環境、居住空間の広さや間取り、日当たりなどを当然検討するのですが、そのことと同時に新しい住まいで暮らすイメージを自分達のライフスタイルと関連づけて身近な事からシュミレーションしてみます。

間取りや水廻りの使い勝手や仕様だけでなく、たとえば何かコレクションしているモノがあって、それらを収納する、飾ることをどこで実現するか? 子供の勉強スペースをリビングの一角につくりたいが可能か? 友人を招待して食事会などできるか?アイロンをかけたり料理のレシピを考える家事コーナーがほしいが・・・など日常プラスアルファなことなども意外に重要だと思います。

そして、これが実現できたら快適と思う事に視点を持ち「新しい住まい」を検討することで、その先に「快適な暮らしのスタイル」が見えてくるのだと思います。 マンションや分譲住宅の出来上がった住空間のなかでも、「家具」や「ブラインド」などで空間を間仕切り新たなスペースをつくることも可能です。 

快適な住まいを探すのにも「インテリアから考えること」が大切です。

(写真は一部屋を本棚で間仕切り書斎コーナーをつくった事例です)

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