高橋 成壽
タカハシ ナルヒサグループ
損害保険の基礎知識
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損害保険の基礎知識
損害保険とは?
私たちは生活したり仕事をしたりする中で、火災や自然災害、病気・ケガ、自動車事故、賠償事故といった様々な危険に遭うリスクがあります。これらの事故に遭遇すると、金銭的にも精神的にも大きな打撃を受け、日常生活が破たんしかねません。このようないつ起こるか分からない偶然の出来事による被害や損害に備えるのが損害保険です。
生命保険や医療保険との違い
生命保険や医療保険も死亡や入院といったリスクに備えるものですが、損害保険とは大きな違いがあります。生命保険や医療保険は契約時に死亡したり入院したりした場合にもらえる保険金を決めるため、病気でも事故でも死亡したときはその満額がもらえます。一方、損害保険は事故により実際に発生した損害に応じて保険金が支払われるため、その損害の程度や内容によってもらえる額がかわってきます。交通事故を起こしたらいくらもらえると決まっているのではなく、その事故で相手の車を壊した場合の損害やケガをさせてしまった場合の損害に対して保険金が支払われます。
損害保険の種類
毎日の暮らしに潜むリスクは様々なものがあり、それらに対応するいろいろな種類の損害保険があります。代表的なものを挙げると、自動車保険や火災保険、地震保険、傷害保険などです。この他に、旅行中のケガや病気、盗難などに備える旅行保険やゴルフプレー中の事故に備えるゴルファー保険などもあります。自動車や家を購入したときはもちろんのこと、突然の事故による入院や死亡など自分のニーズに合った保険を選んで入ることが大切です。
保険料の決まり方
事故や災害が発生する確率は様々な条件の違いによって異なります。たとえば自動車保険での事故は年齢や走行距離によって違ってくるし、火災保険での火災発生では建物の素材や建築構造によって発生確率や被害状況が違ってきます。そのため過去の事故や災害を分析して、事故の起きる危険性の高い人には高い保険料を低い人には低い保険料を設定し、公平で適正な金額となるようにしています。
注意すべきこと
損害保険にはたいへん多くの種類があり、それぞれの補償内容や範囲は細かく決められています。たとえばひとくくりに火災保険といっても単に火災や落雷による被害を補償するものから、盗難や台風による水災も補償するものもあります。そしてどの補償のものに入るかは自分自身で選ぶことができます。そのため、必要であるからせっかく入ったのに、いざ事故に遭って保険金請求という段階になってみると、補償の範囲外で保険金がもらえなかったということがあります。また保険金をもらったはいいけれど、損害を埋めるのには全く足りなかったということもあります。そうならないためにも、正しい補償内容のものに正しい金額で入るということがたいへん重要です。
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