小岩 和男(社会保険労務士)- コラム「(10)再雇用後の労働条件(続き)」 - 専門家プロファイル

小岩 和男
約20年の総務経験を活かし、企業の人事労務を完全バックアップ

小岩 和男

コイワ カズオ
( 東京都 / 社会保険労務士 )
日本橋人事賃金コンサルタント・社会保険労務士小岩事務所 代表
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(10)再雇用後の労働条件(続き)

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60歳以降の賃金設計 60歳以降の賃金 2007-06-19 12:14

■労働条件の決め方



再雇用後の「労働条件」は、次の項目について検討していきましょう。

(1)対象者が貢献できる職務の再設計をする
(2)賃金を再雇用前と比べていくらにするのか
(3)労働時間をどうするのか

このことは、企業における労働条件のルールとして従業員に周知する必要がありますので、しっかり、チェックしておきましょう。

(1)について
再雇用前と同じ職務内容をすることとなった場合、賃金や労働時間を下げた場合、合理的な説明がつかない場合があります。

この場合は対象者の仕事における役割責任などを明確にして設計してみてください。

役割責任をリーダーとしてではなく、後進のリーダーを助言する職務や技術職であれば技術の伝達、今までの人脈を活かした営業などに活用することなどを考えてみるとよいでしょう。

要は、その業界、その企業ならではの職務を洗い出し再構築してみることです。

このことは、再雇用の前、50代中ごろに一回職務の再設計(役職定年制など)をしておくと運用が容易になります。
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