山内 ケイト(ビジネスコーチ)- コラム「批判ばかりを聞く辛さ」 - 専門家プロファイル

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ヤマウチ ケイト
( 東京都 / ビジネスコーチ )
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批判ばかりを聞く辛さ

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行動心理 2012-02-28 21:00
最近、私はある有名な方のメルマガを見なくなりました。
まだ受信はしていますけど。

理由は、今までは心地よいと思えていたことが、なんだか心苦しいというか、読んでいて後味が悪くなってきたからです。

どんな点で嫌になったのかと言うと、こんな単純なことなのです。

そのメルマガを読んで「ああ自分もこうやってしまっている」とか、「そういう人、いるいる!!」と思って楽しみに読んでいました。
何だか歯切れもよく、良く言ってくれたなんて思うこともありました。


「歯に衣着せぬ物言いで、いろいろなことをメッタ切り」って感じです。


なのにもかかわらず、なぜだか、だんだん嫌になってきました。

よくよく考えたら、いつもいつも批判ばかりで、読むのに疲れてしまったんです。
(批判という言葉を使いましたが、いい言葉がなかったので、これから先はこの「歯に衣着せぬ物言いでメッタ切り」を批判と定義することにします。)


たぶん。


その人のメルマガが来ると一応目は通しますが、最近は「まただ・・・」と言う感じで、途中で読まなくなってしま手います。
批判ばかりだと、やっぱり人間は耐えられないようにできているんだなあということなのでしょうか。



実は、既に私はそれを、嫌と言うほど十分に体験していました。
すっかり忘れていたけど。


何でも物事を批判的に見る代表格が私の母親。
こんなに近くにいい見本があったではないですか。

母はよく父を批判していました。
何かちょっとしたことがあるとすぐに文句を言い、さらに過去を持ち出して延々と続き・・・・・

もちろん同様のことは私に対してもありましたが、父や兄弟にしているのを聞くのも堪えられないものでした。

今ではほとんど実家に顔を出すどころか電話さえしていません。年に1回か2回ぐらいかな?
実家を離れた時は、とっても幸せに感じました(^_^)。


昨日参加したセミナーで、「人の悪いところはたくさん目につくならば、それは自分の裏返しでもあります。」と先生がおっしゃっていました。

前々から十分に分かってはいることでしたが、本当に自分はできているのかということも反省する良い機会となりました。
先日のコーチングでクライアントさんに対して、良いところが言えてなかったことを思い出しましたから。
こういうことを言われないと、なかなか自分の振り返りってしないですね。


さらに、いろんなことがシンクロするもので、たまたま読んだブログに書かれていたことです。

  他人の欠点や物事の問題点を発見しては、否定、批判をしたがる人がいる。
  なまじ頭のいい人に多いのですが、実は自分に自信がないことの
  裏返しであることが多い。
  自分より劣っている人とばかり付き合っていて、「お山の大将」のような人。
  「自分が一番」という人です。
  自分が批判される事を嫌い、「他人を批判する立場」を楽しんでいる人の事です。


きつい~~。


最初にお話ししたメルマガの筆者はそうではないと思いますが、こう思われることもあるんですね。
「すべてのことには理由があり、人は何事に対しても最善を尽くしてやっている」という考えが私は好きです。

ですので、批判は楽しんでいるのかもしれないけど、やはり良くなってもらいたいと思っているからではないでしょうか。

さらに、批判されるような行動をしてしまった人を考えると、その人だってその人にとってその時は最善だと思ったことをやっているので、そう考えると、批判するのもやり方があるとは思います。


批判のすべてが悪いわけではないはずですが、何事もほどほどにということが必要なんだと思います。
やはり、批判を受けるということは自分にとって最良の薬だと思っていますから。


今日の結論は「ほどほどが大事」かな?
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