道の説明を電話で説明する
スキル・資格 ビジネススキル 2022/05/20 13:23後輩(19歳)から突然、「会社の場所が分かる地図はありますか?」と聞かれました。なぜ必要かと聞くと、取引先から当社にお越しになる時の道順が知りたいと言われ、説明したところ、電話では伝わらなかったのか、FAXで送って欲しいとお願いされたとのことでした。
確かに、FAXで送れば簡単ですが、先方から口頭での説明が分かりにくいと言われていることは、何とかしなければなりません。
今後、同じような問い合わせがあった場合、FAXやメールなどを送らずに口頭で説明するコツを教えてください。
スノー2250さん ( 島根県 / 女性 / 41歳 )
移動手段を聞いた上で、目印と共に説明をする
こんにちは、スノー2250さん。
電話での問い合わせの場合、口頭で簡単に伝えられるポイントを知っておくと、迅速な対応が出来ますね。文書を受け取ることが出来ない状況の方もいらっしゃいますので、口頭でのご案内をマスターしましょう。
道案内を口頭で行う手順は次の5つです。
1.移動手段を聞く
移動手段によって説明の仕方が変わるので、最初に確認します。その時は、「電車をお
使いですか?」など標準的な方法を挙げて伺います。質問を限定することで質問を受
ける方が答えやすくなります。
2.移動手段を基に、おおよその所要時間を伝える
3.目安となるものを伝える
目印になる建物や看板、風景など分かりやすいものを挙げます。
4.目的の場所の建物や看板などの目印を伝える
5.行き過ぎた場合や道を間違った場合の目印を伝える
〇〇が見えたら行き過ぎているなどを挙げます。
以上の5つの手順で伝えると短時間で確実な案内が出来ます。東西南北の方向で伝えると、土地勘のない方には分かりにくいので、気をつけましょう。
目印になる建物や看板など、日頃から意識しながら行動すると場所を説明する時に役立ちます。通勤時でも周りを確認しながら頭の中に情報をストックしておきましょう。