こんにちは　今井淑恵です。

「暑さ寒さも彼岸まで」
言い古された言葉ですが、ほんとうにぴったりの朝夕の涼しさですね。

太陽が沈んであたりが暗くなると、虫たちの大合唱がはじまりますよ。
耳を澄まして聞いてみると、いろんな音色で鳴いています。

「ああ、秋がきたんだなあ」と、つくづく思う瞬間です。

夕暮れのひと時、虫たちの声を「聞」いてみませんか。

楷書の他、ちょっとつづけ字（行書体）も画像を参考に真似てみてください。

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　　今井淑恵の《大人のきれい字 実技編》－書きコツ画像付き－
　　今週の書きコツはこちらから　↓↓
　　 http://www.penmanship.jp/mailmagagine/refer60.htm
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　「聞」の部首は「みみ」になります。

　「聞」は、二つの漢字の組み合わせから成り立つ形声文字です。

　 「もんがまえ」は左部、中央部、右部をそれぞれ　1/3 に配分します。
　（右側をやや大きめに書くと、大人っぽい字になります。）
　 全体の字形はたて長にします。

　 通常「耳」の字は、５画目のハネ上げは縦画をつき抜けますが、
　「聞」の場合、５画目ハネ上げはつき抜けなくてOKです。
 
 
【書きコツ－１】
 
　 一画目「もんがまえ」の縦画は、下部を少し開きぎみに書きます。
 

【書きコツ－2】
 
　 つづく横画は「右上がり」に、アキは均等にします。
 
 
 【書きコツ－3】
 
　「もんがまえ」右側の縦画は、左側同様に下部を少し開きぎみにします。

　このとき左側の縦画より長く出し、最後はハネ上げます。

【書きコツ－4】

　内側の「耳」は、「もんがまえ」の中心位置に配字します。

　横画は右上がりに、アキは「もんがまえ」と同じく均等になるように。

　最終の縦画はまっすぐハライましょう。

　それでは、画像で確認　↓↓   
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