中村 はるみ
ナカムラ ハルミグループ
円満相続を望む人のための2つの糸口
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n ケース1 突然、見知らぬ女性が喪主である妹の隣に座りました
一代さん一家にとっては、全ての遺産を自分たちが相続するのがベストな相続ですが、関係者の想いに配慮した相続のほうが、人生においてベストになります。
更に一代さん一家と異母姉の合意点を探すと裁判費用が発生しない円満相続の糸口が見つかります。
● 円満相続を望む人のための2つの糸口
1、自分たちのベストの選択なく、関係者に配慮したベターな選択を考える
2、関係者との合意点を探す
・ 一代さん家族と前妻の娘さん両者の合意点
1. お互い家族付き合いをする気もなく、赤の他人として暮らしていきたい
2. 異母姉は現金を望み、一代さん一家は自宅と収入を得ている不動産を望んでいる
異母姉は現金で財産の6分の1、一代さん一家は不動産を含めた6分の5という円満相続で終えました。
【この相続から学ぶこと】
1. 親の除籍謄本の確認は相続には必須、生前からご自分の死後に備えること
2. 法律が最優先されるので法律を知ること
3. 母親は専門家と共に姉妹の相続トラブル予防のため、ご自分の相続に備えること
家屋しか財産がない場合は、円満相続になるように専門家に生前に相談することが重要です。
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