テレビの取材依頼は、ある日突然やってきます。こんな具合に。

　「××テレビですが、ちょっとお話を」と電話があり

　「かくかく、しかじか」と、お話をすると

　「今のお話、そのままで結構ですので、取材でお伺い出来ませんか？」

　すらすら、やりとりが思い出せるのは、私も今まで取材する側で何度も
　このやり取りをしたからです。

　取材する時にいつも悩むのは、取材の内容に信憑性を持たせるために
　どの専門家や、経験者からコメントをもらうかという事。

　放送日が差し迫っていると、

　『コメントをくれる人』探しに大わらわです。

　という訳で、先日はズームインSUPER!から取材依頼がありました。

　内職商法や安心出来る内職選び、というのがテーマ。FPの専門分野に
　内職はないので、「消費者生活センターか弁護士さんがご専門です」と
　お答えすると、「オールアバウトの記事と同じコメントでいいので」と
　まさに、大わらわ状態である事が電話から伝わってきました。

　専門ではありませんが、雑誌の特集で「内職事情」について、取材し
　てあったので、お引き受けするとこに。

　担当者は胸を撫で下ろし（だと思いますが）取材した翌朝が放送日で
　無事に放送されました。そして、私はオールアバウト「家計管理」ガ
　イドではなく

　「内職に詳しいファイナンシャルプランナー」として紹介されて
　いました。

　放送を見た多くの人から、「内職が専門なんですか？」
　「どんなお仕事ですか？」と聞かれ、「ええ、まあ・・」
　と、急に専門家になった山口でした。

　みなさん、「在宅、わずかな時間で高収入」「登録料はすぐに内職で
　取り戻せます」「誰でもできるサイドビジネス」などの
　甘い言葉には気をつけましょうね。