真山 英二(不動産コンサルタント)- コラム「不動産に関わる資格について、、、、」 - 専門家プロファイル

真山 英二
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!

真山 英二

サノヤマ エイジ
( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
株式会社ハッピーハウス 代表取締役
Q&A回答への評価:
4.7/427件
サービス:1件
Q&A:952件
コラム:122件
写真:2件
お気軽にお問い合わせください
045-391-0300
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

不動産に関わる資格について、、、、

- good

エッセイ 2010-10-17 23:10

本日(10/17)は、

『宅地建物取引主任者資格試験』、

いわゆる宅建の試験日でした。

 

実は、去年に引き続き、今年も宅建試験に行ってきました。

試験監督員として、、、。

 

今年も、22万人を超える受験者がいるそうです。

受験料が一人7,000円なので、

ずいぶんと大きなビジネスだと思います。

 

自分が受け持った教室でも、

10代の学生から、60代まで、

とても幅広い層の方々が受験していました。

 

ただ、宅地建物取引主任者については、

実は誤解が多いと思います。

 

正確にいうと、

宅地建物取引主任者は、「不動産取引」の専門家であって、

「不動産」の専門家ではありません。

 

例えば、

建物の専門家は、建築士になります。

不動産の鑑定については、不動産鑑定士、

土地の測量等については、土地家屋調査士、

不動産登記については、司法書士が

それぞれの専門家です。

その中で、宅建主任者は、「不動産取引」の専門家です。

 

宅建受験者の声として、

「不動産の知識を高めて、自分の不動産購入の際に役立てたい」

とよく聞かれます。

 

正直なところ、自身の不動産購入に役立てるのであれば、

FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強の方が良いと思います。

宅建は、あくまでも不動産取引の専門家です。

 

個人の不動産購入に知識を活かすには、宅建では

適用できる範囲が狭すぎます。

FPであれば、個人のお金に関して全般的に対応が可能で、

その中で、不動産購入に関する資金、住宅ローン等の知識を

活用するのが良いのではと、個人的には思っています。

 

自己研鑽のために、いろいろな試験に挑戦するのは

とても素敵なことだと思います。

 

本日の試験結果が良いことを願っています。

 

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真