真山 英二
サノヤマ エイジじゃあ、それもお願いします、、、
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From 真山英二(さのやまえいじ)
「じゃあ、それもお願いします」
いつもの担当が外出中なので、
店長がわざわざ対応してくれます。
車の点検でディーラーに来ています。
定期点検で、
「エアコンのクリーナー」だけでなく
「エアクリーナー」の交換も指摘され、
「ワイパーのゴム」「車内の除菌」、、、
言われるがままに、
つい頼んでしまいました。
定期点検パックに加入していながら
追加費用、約2万円、、、
車のことに関しては、
丸投げでお願いしているので
いいんですけど、
若干、いいようにやられている
気がします(笑)。
実は、注文住宅を建てる時も
同じようなことが起こります。
今まで、
全く気にしなかったようなことを
指摘され、気になって頼んでしまう、、、
例えば、ドアノブの形とかって
気にしたことあります?
同じレバーのタイプでも、
デザインが丸みを帯びていたり、
シャープな感じだったり、
色もシルバーからゴールドまで、
さらに同じ色でも
艶消しもあったりと、、、
そこで、ちょっと提案されると
”ちょっといいもの”が欲しくなります。
注文住宅では、
屋根材、壁材、断熱材、窓サッシから
始まって、ありとあらゆるものを
選ぶことができます。
逆に言うと、
選ばなければなりません。
そこで危険なのは
”ちょっといいもの”が
一つ一つで見ると、
そんなに”高くないこと”です。
ちょっと仕様あげても、
金額的には数万円〜数十万円程度の
ことがほとんどです。
一生もののマイホームを建てる際に
数万円〜数十万円は
はっきり言って誤差です。
正確には、
誤差だと思ってしまっています。
不動産取引で、
何千万円といった金額の話を
しているの中で、
その感覚が麻痺しているからです。
ただ、その誤差が何十箇所と集まると、、、
簡単に数百万円の単位になっていきます。
さすがに、こんなはずではなかった
と予算計画の変更をするか、
広がった夢を妥協するか、、、
どちらかを選ばなければならなくなります。
そうならないために、、、
オススメの方法は、
こだわりポイントと予算の上限額を
家族で事前に決めておくことです。
優先度の高いこだわりポイントから
見積もりを取っていって
予算の上限額まで行ったら
それ以上は見積もりすら取らないで
標準仕様で進めます。
現実的な予算がないところで
提案や見積もりを聞いてしまうと
欲しいけど手に入らないという
残念な気持ちだけが残ってしまいます。
もちろん、今後の参考のために
見積もりだけは取っておいて
これからの仕事の励みにするのは
いいと思います。
ただ、いろいろなお客様を見てきて
なんとなく夢だけ広がって、
最後はなんとなく妥協した感が
残ってしまうケースが多いのが実情です。
せっかくの注文住宅なので、
なるべく残念な気持ちを少なくして
満足の気持ちを大きくしたいものです。
そのためには、
「こだわりポイントと予算の上限」
この二つを家族会議で事前に明確に
しておきましょう!
素敵なマイホーム探しをお楽しみください。
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