見波 利幸(主席研究員)- コラム「「会社に行くのが辛い」を考える」 - 専門家プロファイル

見波 利幸
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見波 利幸

ミナミ トシユキ
( 東京都 / 主席研究員 )
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「会社に行くのが辛い」を考える

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2010-05-28 18:40

人は、「会社に行くのが楽しい」から「会社は楽しくない」⇒「会社に行きたくない」⇒「会社に行くのが辛い」⇒「非常に辛い」⇒「行けない」まで何段階かあり、人によって状況によって時間と共に様々に変化します。心の信号に例えると、「会社へ行くのが楽しい」は勿論青信号、「楽しくない」は黄色になりかけています。「行きたくない」は黄色と赤の中間の橙色、「辛い」は赤信号です。「辛い」を押し通して状況が変わらなければ、心の健康が損なわれやすく、「非常に辛い」の赤信号の中を歩いている状態で非常に危険を伴います。

 

カエルの例えを考えてみてください。

カエルは、熱い湯に入れると瞬時に飛び跳ねて逃げることができますが、ゆっくりと暖めていくと気づくのが遅くなり、手遅れとなって煮えてしまいます。(本当か否かは不明)

同様に心の健康も何か急激な変化があり「行くのが辛い」状況ならば本人も自覚しやすいのですが、徐々に進行していくと「非常に辛い」まで自覚できないこともあります。

 

大切なことは、常日頃から今自分の心の信号は何色かという自分への気遣いと進行させないために労わることです。そして進行してしまったら、時には思い切って休むことをためらわないことも大切です。人は大切な人に対しては気遣い、労わることもできますが、自分のこととなるとつい労われなくなることが多いもの。自分を大切にすることが人を大切にすることにつながります。

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