赤坂 卓哉(クリエイティブディレクター)- コラム「広告制作と商品開発を連動させる方法」 - 専門家プロファイル

赤坂 卓哉
通販広告・店販広告を全面的にサポート

赤坂 卓哉

アカサカ タクヤ
( クリエイティブディレクター )
エーエムジェー株式会社 代表取締役
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広告制作と商品開発を連動させる方法

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販促・プロモーション 通販マーケティング 2011-03-29 12:51

【背景として】*おさらい
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ご存じの通り、薬事法・景品表示法を中心とした、
規制強化の流れに加え、消費者庁は、「健康増進法」に関する
規制も強めると研究会等で伝えています。


このように、広告に関する規制強化の流れがある以上、
商品開発の段階から、広告の最終形をイメージしながら、
商品を開発していく時代へと入ってきました。

このようなことは、通販市場ではこれまで一般的でありますが、
店舗販売市場でもこのような変化への対応が迫られています。
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メルマガでも触れましたが、
多くの異業種から参入していきている化粧品・健康食品の商品
は全般的に苦戦をしています。

それは・・・
●成分ありき
●商品ありき

で商品開発をしてしまっているからです。

そこに、重要な2つのポイントが抜けているのです。
*通販・店頭販売共に共通すること


●1つ目:「想定顧客像」がしっかり構築されていない

非常に当たり前のことなのですが、新たに参入する企業程、
抜けているケースを多く見受けられます。
例えば・・・

「50~60代をターゲットとする商品であるのに、
パッケージのデザインが30~40代向けのデザインである」

「広告の中の愛用者コメント集が、性別、年齢など
あまりにもばらつきがあり、誰に売りたいのかが分からない」 等々

では、どこまで「想定顧客像」を考えるのか
・性別
・年齢
・働いているのか、いないのか
・世帯年収
・世帯人数

これだけでは「想定顧客像」とは言いません。
更に、

想定する顧客が、「平日・土日・朝・昼・晩・就寝前」

時間軸でどのような行動を取っているのか。
そして、我々の広告や商品に接触するタイミングの状態から
インサイト(気持ちの部分)まで想定していきます。

想定顧客像を作成したら、想定する方々をグループインタビュー等
を通して、仮説を検証していきます。

ここまで、商品開発をする段階で検証をしていますか。

企業によっては、予算上、グループインタビューができなくとも、
想定する仮説までは作れる筈です。



●2つ目:想定顧客が解消したい「悩み」を深掘りし、広告化する

想定する顧客の持つ
・表向きの悩み
・人には言えない悩み
をどのように解消していく商品なのかを検証していく必要があります。

ここで重要になってくるのが、広告の最終形をイメージして
検討してく必要があります。

・悩みに刺さるキャッチコピーは?
・悩みに刺さるビジュアル素材は?


そして、役立つのが、「薬事法・景品表示法・健康増進法」の知識です。
法律上、言えないお悩み解決を広告にしても、

結果、「表現ができない=売れない」


ご存知の通り、
健康食品では表現できなくとも
栄養機能食品であれば表現ができること。

化粧品では言えなくとも
医薬部外品(薬用化粧品)ではれば表現できること。

があります。


しっかり、法律上の知識を取り入れながら、
検討していきましょう。



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