地元材で建てた普通の数奇屋二世帯住宅(実家) 工事中 - 写真・作品 - 専門家プロファイル

加藤 一枝
晴ハレ住環境設計 所長
愛知県
建築家

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対象:新築工事・施工

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地元材で建てた普通の数奇屋二世帯住宅(実家) 工事中拡大

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素材は、木、土、石、紙、藁、自然の油、ガラスと若干の金属。
地元の材を優先して使用し、本物の素材にこだわりました。
表面だけの豪華な偽物は一切使わず、並み・普通だけれど本物の素材、芯まで本物の素材を使用しました。見えるところも、見えないところも、同じように、身の丈に合うように・・・。
そして、この家を造ることで、できるだけ多くの人が喜びを感じられるようにということを、
デザイン、素材選びや構造・工法の選択の判断基準としました。
敷地いっぱいに、安く、早く、便利でメンテナンスフリーにという家づくりもあるのかもしれませんが、
多少の手間はかかるけれど、自然の素材感を味わうことができて五感も鍛えられ、清らかな空気で包まれた健やかな空間、掃除やメンテナンスも必要だけれど愛着もわいてきて、結果として長持ちし、
職人さんの伝統技術の継承の機会をつくり、山の環境再生にも貢献でき、
地域の景観も向上して資産価値も高まる、みんなで喜びを分かち合える家づくりは、
多くの愛に満たされ、住まう方に福を呼ぶようです。設計者として、それが一番うれしいことです。